日々の感じた事をつづる
永人のひとごころ
欧勝馬出気関に期待
欧勝馬出気関の活躍に期待
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2023年5月28日夜8時50分、錦糸町駅前のホテルから鳴戸部屋の鳴戸勝紀親方(元大関琴欧州)の携帯電話に連絡した。
「親方ですか、先日お話させていただいた吉野永人です」
「ああどうも、ごくろうさまです」
「かねてお話の通り、明朝9時に部屋へお伺いします」
「お待ちしています」
2023年5月29日タクシーで墨田区向島の鳴戸部屋に到着したのは朝の8時50分だった。
5分ほど玄関前で待ち、8時55分にチャイムを鳴らした。
「おはようございます。吉野永人です。約束の9時より少し早かったですが・・・」
「ああ構いませんよ、今開けますから」とチャイムから親方の声がした。
私にとって初めての相撲部屋訪問である。
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中に入り、稽古場の板敷に向かって左に欧勝馬関・正面に鳴戸夫人・右に鳴戸親方が座り四股名について詳しい説明をさせていただいた。約2時間話し合いの時間を持ったが、結論として、
欧勝馬出喜(おうしょうま・でぎ)を
欧勝馬出気(おうしょうま・でぎ)へ
撰名(せんめい⇒呼び方を変えずに使用する文字を替えて運気を強くする方法)することに話がまとまった。
「吉野先生、何時の汽車で帰りますか?」
「時間は未定です。上野から新幹線に乗りますからタクシーを呼んでください」
「私が送りますよ」
ご厚意に甘え、鳴戸親方の運転で上野駅に送っていただいた。
***
2023年11月場所から番付に載った十両の欧勝馬出気関は、今回の大阪場所12勝3敗で優勝を決めた水戸龍関に次ぐ11勝4敗で勝ち越しを決め、来場所に初の幕内昇進が確実な情勢となった。
苦節7年、鳴戸部屋創設以来、初めての幕内力士の誕生だ。
鳴戸親方、おかみさん、欧勝馬出気関の日頃の努力と撰名への決断に敬意を表したい。
最近、土俵上の表情に逞(たくま)しさが出てきた欧勝馬出気関には、今後ともなお一層稽古に精進し、多くのファンに敬愛される人間性豊かな強い関取になって欲しいと願うところだ。
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