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大谷翔平語録㊺ 冷静と情熱の間で

大谷翔平語録
冷静と情熱の間で

 純粋に自信のプレーで高みを目指す一方で、チームの状態はなかなか上向かない。2022年は夏場にエンゼルスがトレード市場で主力を放出する売り手に回ったポストシーズン進出は目指さない――。つまり「終戦」を意味していた。
トレードで売り手に回るというのはそういう事だと思うのでチーム的にもポストシーズン目指してやっていこうと士気高くやれるわけではもちろんない。今自分たちにできる1打席だったり、1イニング一人のバッター相手ににシッカリと結果を出したいなという積み重ねで今日の試合に勝てればいいというところ。
1勝がポストシーズンとか、そういうところにつながる可能性が低いというのは、選手から見ればなかなか厳しいと思いますけど、やることをしっかり集中してやりたい

全力プレーが目指すべきゴールにつながらない中で、集中力を保つことは決して簡単ではないだろう。
それでも大谷は自らを奮い立たせ、戦っていた。

そういう意味でのモチベーションは難しいと思いますけど、個人的にもやらなきゃいけないことはたくさんあるし、まだまだ続いていく野球人生なので、1試合、1試合、集中してどんな状況でもやれることをやりたい

 これまでの言葉を振り返ってみると、前向きな気持ちとともに苦悩も垣間見える。
2023年の夏、オールスター戦の前日会見では自身の去就に関する話題について冷静に語った。
コントトールできないものなので、試合の中でコントロールできるものをまずコントロールしたいと思っています。それをするのが先ず一番難しいと思うので、それをすることに集中したい

 雑音に惑わされず、投打で少しでもパフオーマンスを高める。それが何時か目指すべきゴールにつながる。
自分が頑張ると決めた道に対してどんな逆境でも諦めない――。

大谷翔平の冷静と情熱のバランス感覚にはたびたび、驚かされる。

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