あれから１２０日後の現実⑨

　　　　　　　　　　　　　　　あれから１２０日後の現実⑨

　　　　　　　　　　　　　　　⑨物質移動による放射能汚染

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　　　　　　　　　　　　　むつ市の野球場からセシウムを検出、

むつ市は７月１９日、むつ運動公園野球場の土と芝から放射性セシウムが発見されたと発表した。市は健康に影響のある数値ではないものの、利用者の安心のため、４０００万円をかけて撤去する方針。

市によると放射性物質が検出されたのは、昨年１１月から今年６月の改修工事で使用した土と芝、土は白石市の南部山浄水場で発生した汚泥が含まれていた。芝は茨城県つくば市で生産された。

日本分析センターむつ分析科学研究所（むつ市）の調査によると、土から最大でセシウムが１キロ当たり１０００ベクレル、芝からは７６０ベクレル検出された。１時間当たりの放射線量の最高値は土が０・５４マイクロシーべルト、芝が０・１５マイクロシーベルトでいずれも年換算１ミリシ－ベルト以下だった。

今日の一話：

　　　　　　　　　　　　　　　　　７月２２日

　　　　　　　　　　　　　　　　　フグの毒でも


今日のわが国では、折角いいものが発明されても、それに万に一つでも欠陥があれば、もうそれでそのものは全てだめ、としてしまうような傾向が強いように思われます。

それは言ってみれば、フグの毒を発見してフグを食べるのを一切やめてしまうようなものだと思います。

科学技術が非常に進歩した今日に生きる私たちは、フグの安全な調理に成功した昔の人に笑われないよう、物事を前向きに考え、折角の科学技術の成果を充分に活用できるだけの知恵を、更に養い高めていく事が必要ではないかと思います。

そこに人間としての一つの大きな使命があるのではないかと思うのです。

一日一言：ことば

　　　　　　　　　　　　　　　　　７月２２日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ことば

言葉を
心の中で温めてから使うことに
努めているあなた。

言葉の角を取って丸くして
使おうと努力している　あなた。