FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



このブログでは、QE3が行われない場合は、米国株価は大きく下げると予測している。その時期だが、前に示したQE1の時のチャートでわかるようにQE1終了後1か月程度はなんとか保っていたが、2,3か月が過ぎるとガタガタと崩れていった。今回はいろいろと盛り上げる努力もされるだろうが、やはりもって2か月と見たい。となると6月から2か月で8月あたりが限界ではないか。そこから1年以上に渡る米国株価危機が始まると思う。
 
ちょっと先のことになるが、その後、1930年代の大恐慌から80年のサイクルで2010年前後が株価の大底となると考えているので、ドル円のサイクル等も考え合わせると、2012年、長くても2013年いっぱいで今回の危機も終了し、再度米国の新しい覇権時代=強力なドルの時代が始まると考えている。一部で言われるようなドル覇権の終わりとか、金本位制の再来などは考えていない。やはり今回も従来と同じような、経済サイクルの一コマということになるだろう。基軸通貨ドルが、昔日のポンドのように、新しい通貨に席をゆずるのは、さらに次の大底のサイクルの2090年から2100年の頃ではないだろうか。
 
ということで、為替の長期トレードとしては、この2011年から2013年ほどの間のどこかで来るドル円の大底(65円?)でドル円やクロス円をロングできればありがたい。が、たぶん今回もそれは相当に難事にはなるだろう。もしかしたら、チャーリー中山氏がかつて言ったように、「世界中全部が円ロング(ドル円のショート)とする時」が見られるかもしれない。前に書いたようにその時の前後がおそらく株価の大底(ダウ4000ドル?)、金の天井(オンス4000ドル?)だと考えている。その大底(ダウゴールドレシオが1近くになる時)をあえて予測すれば2012年のどこかではないか?



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