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バーデン・パウエル ③「プレリュードのサンバ」マリア・クレウーザ、オルネラ・ヴァローニ、パティ・プラヴォー

 

 女性歌手マリア・クレウーザ(Maria Creuza)、ヴィニシウス・デ・モラエス(Vinicius De Moraes)、トッキニーョ(Toquinho)のアルバム「La Fusa」(1970年)から、”プレリュードのサンバSamba em (Preludio)”です。トッキニーョの哀切なギター、マリア・クレウーザの透明感のあるヴォーカル、数あるカヴァーのなかで、ベスト・ヴァージョンだと思います。作詞家ヴィニシウス・デ・モラエスは1970年頃より、ギタリストで歌手、作曲家のトッキニーョとパートナーを組み、多くのアルバムをリリース、1980年にヴィニシウスが逝去するまで続きました。

 ヴィニシウスとトッキニーョはマリア・クレウーザだけではなく、女性歌手のマリリア・メダーリャ(Marilia Medarha)とアルバム「Como Diza O Poeta...Musica Nova」(1971年)、マリア・ベターニャとアルバム「Vinicius+Bethania+Toquinho En La Fusa」(1971年)を録音しています。

 

 

 

 ヴィニシウスとトッキニーョがイタリアの女性歌手オルネラ・ヴァローニ(Ornella Varoni)と共演したアルバム「La Voglia La Pazzia L'incoscienza L'allegrid」(1976年)から”プレリュードのサンバSamba em (Preludio)”です。オルネラ・ヴァローニ(1934年~)は1950年代後半から歌手、女優として活躍、1960年代にはサンレモ音楽祭に連続出場し、多くの歌がヒットしました。ミルバ(Milva)、ミーナ(Mina)と並ぶイタリアを代表する歌手です。

 

 

 

 イタリアの女性歌手パティー・プラヴォー(Patty Pravo)がヴィニシウス・デ・モラエスと歌う”プレリュードのサンバ”です。パティー・プラヴォーのアルバム「Di Vero in Fond」(1971年)からです。

 パティー・プラヴォー(1948~)は1966年にファースト・シングルをリリース、1968年には”LaBambola”がミリオン・セラーになり、年間チャートで2位にランクされる大ヒットになりました。。1970~80年代においてイタリアで最も人気のある女性歌手の一人でした。

 

 

 

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