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1969年のポップス ⑥ ブッカーT&ザMG’s 「奴らを高く吊るせ」 「Be Young Be Foolish}
ブッカー・T &ザ MG’s (Booker T & the MG's)は、ブッカー・T・ジョーンズ(Booker T jones)(オルガン、ピアノ)、スティ-ヴ・クロッパー(Steve Cropper)(ギター) ドナルド・ダック・ダン(Donald" Duck" Dun)(ベース)、アル・ジャクソン(Al Jackson)(ドラム)の4人で編成されたソウル・インストゥルメンタル・グループです。
1962年からSTAX レコード専属のスタジオバンドとして活躍、オーティス・レディング、サム&デイブ、ジョニー・テイラーなど数多くのレコーディングに参加しました。1962年には自身のグループで、”グリーン・オニオンズ(Green Onions)”がヒット、全米3位にランクされました。
”奴らを高く吊るせ(Hang em High)”は、1968年に公開されたクリン・トイーストウッド主演の西部劇映画のテーマ曲で、作曲はドミニク・フロンティア(Dominic Frontiere)です。映画では西部劇らしい重厚なアレンジでしたが、ブッカーT&ザMG’s はメロディーの良さをシンプルに引きだして、クールなインストゥルメンタル・ナンバーにしました。米国では1968年10月にリリースされ、最高位9位にランクされました。日本でも1969年に発売されましたが、ポップス番組のチャートには入らず、スマッシュ・ヒットに終わりました。
”奴らを高く吊るせ(Hang em High)”を収録したアルバム、「ソウル・リンボ(Soul Limbo)」(1968年)から”Be Young Be Foolish”です。ソウル・グループ、タムズ'Tams)のカヴァーで、タムズのナンバーは1968年に米国で最高位61位にランクされました。
この曲は聞き覚えがあって、ラジオ番組のテーマに使われていたと思うのですが、何の番組だったのか思いだせません。 (Kann Dorao)
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