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1970~73年の洋楽 ⑧ ホリーズ「喪服の女」「安らぎの世界へ」(1974年)

 

 

 ホリーズ(Hollies)は"兄弟の誓い(He Ain't Heavy He's My Brother)"(1969年)のヒット後、1970年に"I Can't Tell the Bottom from the Top"が全英7位、"Gasoline Alley Bred"が全英14位、1971年に"Hey Willy"が全英22位、1972年に "The Baby"が全英26位とヒットに恵まれませんでした。

 "The Baby"につぐシングル"喪服の女(Long Cool Woman (In a Black Dress)"(1972年)が、英国では最高位32位でしたが、米国とカナダで1位にランクされ、全世界で200万枚売れる大ヒットになりました。シャキシャキッとした爽快なロックンロール・ナンバーで、作詞作曲はアラン・クラーク(Alan Clarke)、ロジャー・クック(Roger Cooke)です。

 日本ではホリーズといえば"バス・ストップ"、ロック・ファン"にはグラハム・ナッシュがメンバーだったアルバム「Butterfly」までなので、"喪服の女"も名曲”兄弟の誓い”と同じようにヒットしませんでした。

 

 

 

 ホリーズは1972年にアラン・クラーク(Alan Clarke)がソロ活動のため脱退し、レコード会社もデビュー以来在籍したUK Parlophon(日本では東芝)からポリドー(Polydor)に移りました。

 1973年夏にアラン・クラークがホリーズのメンバーに復帰、英国では1974年1月にリリースされた"安らぎの世界へ(The Air That I Breath)"が全英2位、ビルボードで6位にランクされました。日本で"カリフォルニアの青い空(It Never Rains In Southern California)"がヒットした、英国のシンガーソングライターのアルバート・ハモンドの作品です。

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