人が生きる世の中(サランサヌンセサン)
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ニコニコ日記 ① 永井杏
「ニコニコ日記」
2003年8月~10月 全28話 NHK
主演 永井杏 木村佳乃
毎週月曜日~木曜日の放送を、金曜日の深夜に一挙放送しており、金曜日の放送を見ていました。子役のニコちゃん(永井杏ちゃん)がかわいくてかわいくて。ニコちゃんの虜になってしまいました。
女優の隠し子のニコちゃんは祖母に育てられ、その祖母が亡くなってから、女優である母の元に戻るのですが、女優の元付き人だったタカシナケイ(木村佳乃)に預けられ、ニコちゃんとケイの心の交流をほのぼのと描いたドラマでした。
ニコちゃんを演じた永井杏の愛情に飢えた淋しそうな演技、次第にニコちゃんの心の壁が溶けていって、ケイに甘えるようになる演技が絶品で、毎週金曜日が来るのを楽しみにしていました。
主題歌は竹内まりやの「元気をだして」を、島谷ひとみが歌っていました。竹内まりやのベスト盤にこの曲が入っており、聞くたびに胸キュンになります。
深夜の放送にしてはめずらしく、とっても面白いドラマで、私だけでなく、道端で中年の女性たちがニコちゃんの話を楽しそうにしていました。NHKへの投書ももの凄かったということで、「ニコニコ日記」の掲示板にたくさんのファンが書き込みをしています。
ニコちゃんの永井杏は一躍有名になり、数々のドラマに出演し「さんま御殿」のゲストとして出演しました。
ニコちゃんに夢中になった私は、人生で2度目のファンレターを永井杏へ送りました。小学生の子にファンレターを送った私を、家族は笑っていましたが。
その頃BSの世界では「冬のソナタ」がブレイクしていて、地上波の「ニコニコ日記」と、BSの「冬のソナタ」のファンに分かれていたと思います。韓国ドラマにまだ偏見を持っていた私は、NHKの雑誌「ステラ」に「ニコニコ日記」より、「冬のソナタ」のほうが取り扱いが大きくて憤慨していました。
その後地上波で「冬のソナタ」が放送され、今の私に至っています。
スカパーで韓国語放送だけを見るようになってからは、地上波を全く見なくなってしまいました。ファンレターのお返事も頂いて宝物にしていたのに、引越しのドタバタで失くしてしまって、杏ちゃんには申し訳なくて、わたしの心に封印していました。心の扉を開き「ニコニコ日記」のことを書いていると、涙が溢れてきます。
1度しか見ていない「ニコニコ日記」。DVDを買ってもう一度ニコちゃんを楽しみたいと思います。
テレビドラマを良く見る私でしたが、「ニコニコ日記」は、本当におもしろかった”日本のテレビドラマの最後の作品”だったのではないかなと思います。
20歳になった永井杏のブロブを見ると「芸能界をやめることにしました」と書いてありました。演じることは誰でもが出来ることではなく、天性の才能です。持って生まれた演技の才能を持つ永井杏。いつか演技、芝居の世界に戻ってきてほしいです。
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