人が生きる世の中(サランサヌンセサン)
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チャン ミファ 「西風が吹く日」
「西風が吹く日」
どの日か 西風が吹くならば
誰であれ 私を起こして
アイロンがかかった綿ズバンに 白い帽子を目深にかぶり
ピーナッツをポケットに詰め込んで どこか遠くへと 旅立ちたくても
僕が眠っているから行けない 見られない
それでも西風は 西風は吹いてくる
僕の心の奥深くに 西風は吹いてくる
あーあー 西風よ 吹け 吹け
メリークリスマス!!
KBSTV「不朽の名曲」イム・ヒスクとチャン・ミファ編は、1970年代を風靡した全く違うタイプの女性歌手の登場でした。
チャン・ミファは陽そのもの。明るくてイキのいい姉御です。女優でいうとパク・ウォンスクでしょうか。バタくさくて派手!かん高いハスキーな声。今でも元気な歌声を聴かせてくれています。
下の画像の”黄色いシャツを着た男”は日本でも有名ですが、楽しく歌うチャン・ミヒの歌もいいですねぇ。
この”西風吹く日”はKBSTV「コンサート708020080308」からの画像です。この歌は1988年の曲です。洋風なチャン・ミファがでると舞台もパッと明るくなります。くどいと思う人もいるかもしれませんが、いまだに現役のエンターテイメント、派手すぎるチャン・ミファが個人的には大好きです。
チャン・ミファは1965年にKBSの「トップシンガー大会」で大賞をとり、シン・ジュンヒョンにスカウトされ”シン・ジュンヒョン・グループ第1号歌手”になります。1973年には”アニハセヨ”が大ヒットして有名になりました。
2008年の「コンサート7080」でこのようにお話しています。
ミファ「1960年代後半はまだ無名で、1973年の”アニハセヨ”で有名になりました。アイドルでトップスターだったのがソテジに崩壊されたんです。歌謡界が完全に崩壊したんです。ソテジさえいなければ安泰でした。」
司会「え?」
ミファ「ソテジの登場によってダンスも変わってしまったんです」
司会「ソンゴルメも踊ってましたよ」
ミファ「いいのソンゴルメは。ソテジは頭を地に足を天に向けてダンスするのよ。完全に崩壊されたわ」
手厳しいブレイクダンスの批判に司会は唖然としていました。
司会「1990年代にとっても苦しまれたそうですね」
ミファ「そうです。すべて話すと夜が明けてしまいます。この世とお別れしようと歌だけでなく、命も断ちたかったんです。周りは皆良い人ばかりだと思っていたのに、自分というのがなかったために、何もかも信じてしまって思いもよらないことが起きてしまって、耐えられなかったんです。歌を続けられなくて生きていくのも苦痛で、、、。そんな時期もありました」
司会「それほどの苦しみの中、何がミファさんを奮い立たせてくれたんですか?」
ミファ「正直アパートから飛び降りようとした瞬間、”この世に私より苦しい人はいるのだろうか””つらい思いをしている人はいるのだろうか”そう思った瞬間、親のいない子供たちや独居老人や体の不自由な方たちが浮かんで、まだ私はいいほうだと心を入れ替えたんです。生きて私が力にならなければと」「話していると涙が出そうだわ」
司会「最近ミファさんはボランティア事業にと活発ですね」
ミファ「事業とは言えませんが頑張っているだけです」
KBSTV「不朽の名曲」ではキルミが”私の人生風に乗せて”を、チョ・ジャンヒョクが”どう言おうか”を、”アニハセヨ”を明るいホン・ジニョンとアウトサイダーのコラボが1970年代のディスコ風にアレンジしました。
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