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韓国時代劇ドラマ

 初めて韓国時代劇ドラマを見たのは、「王の女」(2003年)でした。時代背景も分からず、チソンとパク・ソニョンの恋愛陰謀ドラマを見た感じでした。
 その次は「チャングムの誓い」(2003年)です。時代劇というより、イビョンフン監督の質の高い面白い、ドラマの傑作でした。迫ってくるような臨場感もあり、本当に面白いドラマでした。近所の奥さんたちも井戸端会議で、「チャングム」の話題で盛り上がっていました。
 次は「女人天下」です。カン・スヨン、チョン・インファ、ト・ジウォンの女の戦い、凄過ぎる「大奥」を見た感じで圧倒されました。このドラマは「中宗」(1506年~1544年)の時代で「チャングム」も同じ時代です。朝鮮王朝の歴史のなかでも大きな変動があったのですが、当時は時代背景がわからないので、男の出てくる朝廷の場面は飛ばして、女の戦いだけを見ていました。
 KBSTVではチェ・スジョンの「海神」(2004年)「太祖王建」(2000年)などありましたが、ドラマ仕立てでなく戦闘シーンが多く、スケールが大きいので最後まで見ることが出来ませんでした。
 2007年にKBSが企画し北朝鮮の朝鮮中央テレビが制作した、韓国初の試みになった南北合作ドラマ「死六臣(しぶろくしん)」をたまたま見て、「女人天下」とは違う大きなショックを受けました。北朝鮮の俳優のおおげさなセリフ回し、演出のくどさになぜか惹き付けられ、「端宗」(1452~1452年)の譲位をめぐる拷問シーンが怖かったのですが、最後まで見てしまいました。
 「死六臣」で朝鮮王朝の歴史に興味を持ち、調べながら時代劇を見るようになりました。
 その後「王と妃」(186話)で、「文宗」の逝去(1452年)から「中宗」の即位(1506年)まで7代にわたる朝鮮王朝の歴史のドラマを観ました。歴史が分かると時代劇がもっと面白くなり、いろいろな時代のドラマを見る楽しみができました。ヘンボケよ!
 
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