湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

”ららぽーと”で思うこと・・・マンション傾斜事件

2015-11-06 12:07:04 | Weblog
”ららぽーと”について、もう少し、書きます

私が一番気になったことは
駐車場と商業施設の連絡がフラットになっていなかったことです
わざわざ階段を昇って、商業施設に入るのです
スロープも付いていません

これではベビーカーや車椅子は難儀します
エレベーターの設置を工夫すれば、この問題は解決できます
しかし、そうした努力もしていません

なぜ、初めから、こんな企画を通したのか解せません

マンション計画については
あの広大な敷地にマンションを建てるに当たり
何故、700戸以上の所帯を有する建物を
わざわざ渡り廊下を付けてまで、一体とする必要があったのでしょうか?
一つ一つを独立した建物にしておけば、今後の立て替えの話し合いも
少しは、やりやすかったでしょう

広大な敷地を見て思うのは
何カ所の地質調査を行ったのだろうかという疑問です
その数と場所こそ重要です
あれだけ広いのですから、広範囲で地質調査をしなければ
支持層の深さを正確に把握できず、必要な杭の長さは決められません
当然ながら、正しい長さの杭を材料メーカーに発注できません

地質調査のデータは重要です
これが偽装されていたとしたら犯罪です
三井住友建設は、まず、地質調査のデータを公開すべきなのです
そのデータに基づいて、彼らは、旭化成建材に杭を発注したのですから

旭化成建材は、その名の通り、建材屋です、材料メーカーです
ゼネコンの注文に合わせて、杭を作り、納入するのです
杭の長さが足りなければ、現場で継ぎ足すわけですが
これは簡単な作業ではなく
事前に、そのための部材も用意しておかなければなりません

正しい長さの杭が、三井住友建設から旭化成建材に発注されていたら
今回の事件は起きていなかったでしょう

”三井住友建設から旭化成建材に対し正しい杭の発注がなされていなかった”

というのが、今回のマンション傾斜事件の本質のように思えます


コメント
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