私が歳を取ってよく分かったことは
人を不愉快にしてはいけないということです
そんなことは当たり前なのだし、人を不愉快にする趣味は無いですが
でも、それが重要だと言う意識は、以前は弱かったと思います
なぜ、そんな風に考えるようになったかというと
気分を害されると、そのことがいつまでも心に残り、ストレスになるからです
ストレスは健康に大変悪い影響を与えます
私が毎日、血糖値や体温を測り、食事を記録して気付いたことが、それです
人の心を傷付けることは、人の肉体を傷付けるのと同じなのです
実際に体調が崩れ、健康を損ない、ひどい場合は生きる意欲を失うのです
極論すれば障害や殺人です
勿論、犯罪として裁くことは難しいですけれど
自分が加害者にならないように注意したいと思うのです
そして、歳を重ねるごとに”正義”の胡散臭さを思う様になりました
私だって常日頃から”世のため人のためになること”をしようと考えています
しかし、正義を振りかざして人を傷つけるようなことは避けたいと注意しています
勿論、批判すべきことは批判します
ただし、自分もまた裁かれる覚悟を持って他者を批判しようと思っています
私の正義は、あくまで私の正義であり、他者に強制できません
正義を主張する時は、自分で批判を受け止める覚悟をもっていたいのです