湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

子育てと親心

2021-08-14 17:11:20 | Weblog
子育てをして想うこと
それは見返りを求めない行為であるということ
もしかしたら、見返りを求められない行為という方が正しいでしょうか・・・

子供達は、社会に旅立つと、親を顧みなくなります
親の方も、なんとなく寂しさを感じるものの
そんなもんだと受け止め、あまり気にしないようにします
本当は、もう少し親のことも考えて行動して欲しいのですが・・・

社会人にならなくとも
大学に入り、バイトなどして、ある程度小遣いも入り
世の中との関わりにも自信が付いてくると
付き合いも広がり、無断で外出外泊をするようになります

それは、半分は喜ばしいことなのですが
夕飯を支度して待っている妻のことなどを考えますと
少々、腹の立つことでもあります
しかし、そんな年頃でもあると、諦めに似た気持ちも起きます

子育てとは、日に日に、楽になる行為でもあります
このことは、赤ん坊の時から、幼少期、少年期・・・全てに言えます
だんだんと、手がかからなくなっていくのです
それが、日々、実感できるからこそ、子育てが続けられるのです
親から観れば、実感をともなって、努力が形になって現れるわけです
これに勝る達成感はありません

子供の成長は親の喜びです
しかしながら、それは、親との距離が離れていく過程であるとも言えます
一人で出来なかったことが、一人で出来るようになる
一人で行けなかった所へ、一人で行けるようになる・・・

親の手がかからなくなるということは
親から離れ、親の知らない世界を知るようになる・・・ということでもあります
物理的にも、精神的にも
子供は、成長とともに、親から離れていくのです
それが、喜ばしくもあり、寂しくもあるというのが
親心というものなのでしょう

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