内田真一日銀副総裁は、北海道函館市での講演で
「金融市場が不安定な状況で利上げすることはない。」
と明言したそうです
株価の暴落によほど慌てたのでしょう
今更、何を言っているのだと、私などは思います
元々、植田総裁の発言が引き金になった円高と株価暴落である
総裁のくちに蓋をするのが、最大の金融安定策です
すべてチグハグなのです
まず、マイナス金利脱却の宣言は4月にすべきでした
3月期は企業決算が空前の黒字だったからです
その時に「これが直ちに金利上昇を意味するものではない。」
と、アナウンスすべきだったのです
さらに、十分な資金を用意して、極端な為替変動に対抗すべきでした
ゴールデンウィークが狙われる可能性があったからです
ちょうど今、お盆が狙われるように
日本が休日に入る時、株や為替は外国勢力から狙われるからです
次の山は年末年始です
それ以外でも、様々な可能性がありますから
日銀は為替の安定に最大限の警戒をすべきです
ついでに言えば、株価や為替の変動だけで金利を考えているようでは失格です
中央銀行は、金融機関のためではなく国民のためにあるのです
高金利が国民を苦しめることに思いが及ばない様では日銀総裁失格です