湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

「写真家としてのル・コルビュジエ」展

2015-07-25 16:36:49 | Weblog
早稲田大学に行って来ました

「写真家としてのル・コルビュジエ」展

を観るためです

会場は、早稲田大学會津八一記念館です

私の秘書の一人は、元早稲田大学の学生でしたから
久しぶりに母校を訪れ、青春を思い出し、感慨があったようです
彼の案内でしたので、すんなり目的地に到達できました

ル・コルビュジエは建築家としては有名です
画家、彫刻家としても知られています
しかし、写真家としては知られていません

今回展示された写真は作品として撮られたものではありません
コルビュジエが、興味や創作の参考のために撮りためたものが発見され
それが、この度の展覧会となったものです
貴重な展覧会であると思います

コルビュジエは近代建築の代表者とみなされ
直線的で装飾性の無い機能的なデザインで知られています
住宅を”住む機械”と称したことで有名です

しかし、実際は
自分自身を建築家であるよりも画家であると考えていた人で
20世紀にふさわしい自由な造形に深い関心がありました
それが、今回の写真展を観ても確かめられます
彼は、自然であれ人工物であれ
造形の面白さに強い関心を持っていたのです

この展覧会の会期は8月2日まで
入場は無料ですから
興味のある方は、是非、ご覧になるといいです
特に、ル・コルビュジエに関心のある方にはおすすめです
地味な展覧会ですから、興味の無い方にはおすすめしません
コメント
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