湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

今年高校三年になる長男の大学進学に思う

2011-01-19 11:43:55 | Weblog
昨日、長男の進学相談の三者面談をしました

三者というのは
本人と親と教師ということです

話した結論といえば
実力で希望校に合格して下さいという
何のために面談したのか、よく分からない内容となりました

長男の成績は思わしくなく
だからといって、学校としては推薦入学はしない
実力で入れるところに入ってくれという話しです

長男の学校では理数科と普通化に分かれていて
長男は理数科に属しています
理数科の方が入学試験も難しく
当然ながら成績の良い生徒が多いのです

本来であれば、理数科の生徒こそ堂々と大学に推薦できるはずです
しかし、学校側の考え方は違います

理数科の生徒は実力で大学入試を突破できるのですから、そうしてください
普通化の生徒には実力不足が多いので
学校推薦の枠はそちらに使わせていただきます
・・・と、いうことなのです

ま、しかたありません
学校がそういう方針なのですから・・・

長男のように
スポーツをしながら、学業もきちんとしたいという学生は
日本では例外的な存在です

育ち盛りにスポーツをしっかりやり
しかも学業も真面目にやりたいと考えるのは
きわめて真っ当な考え方だと・・・私は思うのですけれども
日本には、こういう生徒を助けるシステムがありません

がり勉をする者はひたすら勉強をし
せいぜい、気晴らし程度にゲームや趣味を楽しみます
その一方で、スポーツをやるヤツは、バカになるまでスポーツをやり
これまた、気晴らしにゲームや趣味をやる程度です

こうして
スポーツ界はバカの集団になり
一方、がり勉の立身出世主義者達は
ルールを重んじる精神も、勇気やチームワークも理解できず
ひたすらエゴイズムだけに生きる卑劣な集団になっていきます
・・・嘆かわしいかぎりです
コメント
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