湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

第二の「オウム真理教」を生み出さないために・・・私の反共主義

2009-02-24 14:41:01 | Weblog
現在の私は、ごりごりの反共主義者です
しかし、若い頃の私はそうではありませんでした
共産主義者に寛大だったのです

マルクスの思想の誤りは
高校生の時に「資本論」の冒頭を読んだだけで気付いていましたから
私はマルクスの書いた本は、ほとんど読んだことがありません

「共産党宣言」は読んだことがあります
私の感想としては”アジテーション文学の傑作”だということです
マルクスは特異な文才の持ち主でした

マルクスの経済学は幼稚で観念的な虚構です
それを小難しい言葉で飾っているだけですが、これに引っかかる馬鹿がいるのです
一種の迷信による新興宗教だと考えればいいのです
信者は、どうにも困った連中になりますが・・・

私がマルクス主義者に寛大だったのは
チェ・ゲバラが持っていたであろう正義感に共鳴していたからです
ゲバラはカッコイイと思っていました
ただし、憧れはしませんでした・・・

私がはっきりと反共主義者になったきっかけは
「天安門事件」と「大韓航空機爆破事件」でした
私は、この二つの事件で、共産主義者の冷酷と卑劣を知りました
彼らに寛大であった自分自身を深く反省し、恥じました

間違った思想とは、断固、戦わなければならないと考えるようになったのです

共産主義者は平気で嘘を言い、平気で人を殺し
屁理屈や言い逃れを言い続けます
マスコミに浸透して、世論を惑わせ、若者を狂わせます

共産主義は人を狂わす迷信だったのです

ある日、恐怖の大魔王が天から降りてきて
人類は大変な混乱に陥り、少数の者が生き延びて楽園を作る・・・
そんな「ノストラダムスの大予言」という迷信を信仰して
「オウム真理教」は、とんでもない犯罪を犯しました

「オウム真理教」は私有財産を否定する一種の共産主義でした

マルクスの共産主義思想も
未来は、資本を持たぬ労働者(プロレタリア)が支配する共産主義社会になる
・・・という信仰です
どう考えても愚かな迷信です

マルクスの思想はマスコミに浸透しています
そうなった背景は、旧ソ連をはじめとする共産主義国家の情報工作と
もう一つ、教育界に共産主義思想の持ち主が多いことです
インテリ層の中でも、正義感を振り回すマスコミ人に
学校教育の影響から抜け出せない人が多いのです

そんなわけで、教育とマスコミが
若者達の発想法に共産主義の影響を与え続けています
そのために、新左翼と呼ばれる
様々な新興宗教が生まれては消えていきました

「オウム真理教」は新左翼運動が退潮した後に現れた
仏教の衣を被った共産主義の変種でした
これからも、共産主義の変種が表れるかもしれません
表向きは共産主義でなくとも
実体は共産主義であるような思想や人物や団体と、私は徹底的に闘うつもりです
コメント
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