無意識日記
宇多田光 word:i_
 



5歳の頃から、となると様々な事実関係を、殆ど最初っから再構築する事になる。あれをああ解釈していたのは実はこうで…というのを延々と。

解釈なんて1人1人の自由だし、そのお互いの自由を侵害し合わない限り正誤も真偽も議論する気はない。何より、後から何かが発覚したからといって今までHikaruが作り上げてきた作品群の素晴らしさが損なわれることはない。いい曲はいい曲のままなのだ。昨日までと変わらず。

ただ、今回の事で"新しい光の当て方"は見いだされたと思う。違う角度異なる側面から詞世界を見直す事によって新たな魅力も発見されるかもしれない。となると、結局やっぱり事実関係を詳細に知りたくなる。それは、Hikaruの好きな音楽や書物と同様、創作のインスピレーションの源泉のひとつとして扱われるべきだ。

問題なのは、そうやって詞世界を掘り起こしていくこの過程自体が、Hikaru自身に影響を及ぼす可能性である。歴史上の人物について研究するのと、今を生きている人物を見守るのとでは大きくそこが違うのだ。その相互作用。勿論、Hikaruがこの日記に目を通す機会があったならの話だが。

そういう意味においては、私が幾ら藤圭子さんについて語ろうが、彼女にこれから影響を与える可能性は間違いなくゼロである。今までだって一度も読んだ事はないだろうが、この純粋なゼロは重い。最早、何を言っても何を書いても問題ない。彼女の人生に影響なんてないのだから。終わってしまったものに影響なんてない。そういうことなのだこれは。


話を戻そう。Hikaruが純子さんとどういう関係性をもってきたのか、時系列上にまとめなおして歌詞の再解釈を試みる作業。どこまでできるかわからないが、やってみる価値はある。この作業自体がレトリックそのものになりそうな予感もするけど。

で、手始めに「ぼくはくま」から始めたつもりだったんだけどなぁ。なかなかうまくいかないや。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
Unknown (Unknown)
2013-08-29 16:25:35
天人さんと仲良くして下さい 
 
 
 
Unknown (Unknown)
2013-08-30 08:37:53
悲報に触れてSAKURAドロップスの歌詞が急にストンと落ちてきました。

「それとこれとは関係ない」が本質と言えてしまう彼女…
 
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