金曜夜に宮崎駿監督作品最新作「君はどう生きるか」を観てきた。10年前の「風立ちぬ」はこの日記で全7~8回に渡って取り上げたけど今回はそういうつもりはない。
それも当然の話でというかなんというか。10年前といえば2013年、ヒカルは人間活動真っ只中でここで何を語ってても大丈夫だった。急に新情報が流れてくるかもなんて心配も皆無だったのだ。『Kuma Power Hour with Utada Hikaru』はやっていたから余計にね。なんかあったらそこで話してくれるもんね。
ということで今2023年がその10年前と違うのは、ヒカルが目下十日後に新曲発表を控えているということだわね。しかも、宮崎駿とはまるで関係ない2023年夏休み映画の主題歌として。
金曜夜は映画館に行った訳なのでこれまた当然予告編でヒカルの歌声が流れないかなとも期待したが無くて残念。といっても、主題歌の流れない方のバージョンは観ることが出来たので、所謂「コレ賭け感」とか「大ヒットオーラ」みたいなものを感じ取ってきた。多分10作品程度は予告編が流れていたと思うがその中でも特に目を引いたのは「ミッション・インポッシブル」最新作とこの「キングダム」だった。ヒカルの歌声無しであれだけ存在感を放つのは流石というか過去2作の興行的成功による自信のお陰というか。大きなスクリーンと7.1chの甲斐がありそうな、映画館向けの作品だなと改めて確認できましたわ。
宮崎駿の方は米津玄師が見事な仕事を果たしていて。もうこれ優勝請負人だわね。映画のテーマをこの短い歌詞に纏めきった手腕。改めて凄い才能だなぁと。この夏の映画主題歌としてはこちらが話題と人気を独占しそうだ。
『Gold ~また逢う日まで~』は、どうなるだろう? 今までの過去作の興行成績を参考にすると数字としては宮崎駿の方が(ダブルスコアとかで)上回りそうだ。そして曲としては、ワンコーラスだけで判断するならそうそう大絶賛みたいなことにはならないかもしれないなと予想する。ただ、こればかりは映画本編観終わった後の存在感てことになるから本編のストーリー次第だね。
映画館での響きを想像すると、ヒカルの歌声からは今までより更に大きな包容力を感じられそうで、そして、ワンコーラス聴いた限りでは、バックコーラスの配置から察するに、いよいよヒカルの曲が7.1chで聴けそうで、随分新鮮な体験になるかと思われる。となると、新曲のドルビーアトモス版と360R版のリリース、SONYストアでの試聴企画なんかも期待されていきそうね。兎に角もう目と鼻の先なので、くれぐれも皆さん、暑さなど自然災害にも留意して体調管理頑張って参りましょう。
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