無意識日記
宇多田光 word:i_
 



全然どうでもいい話なのだが、UTUBEにある「くまちゃん会社訪問」の動画の再生時間が「ぼくはくま」とまぁ大体おんなじくらいの再生時間である事に(今更乍)気が付いたので早速ぼくはくまを流しながら動画を見てみた。うーん、大してシンクロしたりとかではないんだな。意識してこの長さにしたとかではないようだ。途中でフランス語を喋るパートでちょうどPCの画面が大写し(覆う津市て。大鬱氏て。)になった所は笑ったが。あと最後ね。社長室かよ、と。そりゃ歌あってもなくても関係ないか。

何だか私って成長していないなぁ、と今朝も実感してしまった。「あれ?6月14日って何の日だっけ?妙に気分がそわそわするぞ?」


…ULTRA BLUEの発売日ですよあー。昨年も全く同じ事書いただろ自分。ええ加減学習せぇ。あと無意識日記の日だ。む・い・し、なのね。

あれから6年かよ。小学一年生だったこどもが中学一年になる程の月日の流れ。結構なもんだ。未だにキングダムハーツが元気なので同アルバムからはPassionが結構な"現役感"を放っている。WILD LIFEでは他にBLUEとCOLORS、Eclipseが演奏された。あら、結構少ないな。6枚もあるとやっぱそんな割合になるのね。1stから3曲、2ndから0曲、3rdから4曲、4thから4曲、5thから7曲、SCv2から4曲、カバー1曲の合計23曲か。あれ、こういうの記事にした事なかったっけ。忘れてしまった。5thとSCv2からの曲が多いのはリリース後初LIVEだから当然だわな。ITFでStayGoldとぼくはくま披露してるけれども。

で、こうして眺めてみるとCOLORSとPassionに関してはもう今後「LIVEで必ずやる曲」扱いになるのかな、という感触がする。特にPassionはSanctuaryもあるので英語曲LIVEの時も必ず歌う事になりそうだ。発表当時は、誰がここまでこの曲を重用すると予想していたか。恐らく殆ど居なかった筈である。イントロ2秒で大絶賛モードに突入した私ですら(わざわざテレビの生歌出演まで待っ絶った)、こんなに重きを置かれるようになるとは期待していなかった。全然Popじゃないんだもん。

COLORSの方は解る。年間3位の国民的名曲なのだから。Passionは違う。週間1位を逃し、宇多田の凋落を印象づける曲となった訳だから世間的には。本当に運命とはわからないものである。あれ、ウルブル本体の思い出話を始める前に時間が来ちゃったぞ。まぁ、いっか。

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今日から卓球のブラジルオープンが始まる。殆どメディアの報道はないだろうし、現地でも毎年観客のあんまり入らない大会ではあるが、今年に限っていえば福原愛にとって一生を左右すると言っていい試合になる。これで世界ランキングによって決まるロンドン五輪のシードが最終確定するからだ。シードを取れるか取れないかは天と地ほども違う。まぁ、幾らシードをとったからといって本番で負けちゃなんにもならないけど。

五輪のメダルを取るか否かというのは本当ににその選手の一生を左右するようで、その肩書きの威力は部外者にはなかなかピンと来ない。福原の場合日本からみて地球の裏側で、殆ど声援も受けずに自分の残りの人生を賭けた戦いに挑む。なんだか、そんな場面ってなかなかない。

スポーツ選手でない一般人(なんだろうね、このイディオム)にも、各種試験のように一発勝負で人生を左右される場面はあるにはあるが、五輪のメダルの有無のような紙一重の差で天と地ほどの隔たりが生まれるケースはなかなかないのではないか。しかも、4年に1回だからね。ピークの短いスポーツ選手にとっては千載一遇である。いや福原は3回目だけどもねー。

てな書き出しをしてみたのは、そう、「宇多田ヒカルの今後の人生に、そんな重大な"一発勝負"ってこれからやってくるだろうか?」という疑問がアタマを過ぎったからだ。大抵、大きな仕事を成し遂げた後は後進の指導にあたるとか、或いは我が子を育てるとか、次の世代の大勝負の舞台設置に務め始めるものだが、まもなく30歳というヒカルにとっては、それは流石に早過ぎるのか、或いはもう機は熟しているのか。一昔前の常識でいえばもう出産適齢期は過ぎている訳だが、まぁそれはその世代ごとの感覚があるだろうし何より本人の(いちばんの)自由なのでいいだろう。後進の指導というのも、なんだかまだ時期尚早だ。キャリアと実績は申し分ないが、光の興味がそっちにあるようにも思えない。

とすると、では先に述べたように光の人生に「以後の人生を左右するような大一番」的な何かが待っているという予感も少ない。これだけ名を馳せてしまっては、何かが大きく変わるというのも考え難いからだ。やはりどこか自分が無名な異国の地で…と考えるのもわかる気がする。

ミュージシャンにとっての大一番というのは、やはりデビューそのものだろうか。そこをものにするか否かで、話はかなり変わる。光の事を"デビューマニア"だなんて昔呼んだ事があるが、何度も姿を変えて私たちの前に降り立つ姿はいつだって結局変わらない。その独特な普遍性と"人生を変える大一番"というパラダイムは相容れないのかもしれない。Kiss & Cryで歌われた、喜怒哀楽を爆発させるスポーツ選手たちに向けられた憧憬は、自分もそうありたいと願う心というよりかは、自分と遠い場所に居るひとたちとの距離感から来るものだったのだろうか。それを知るには、まぁ結局引き続き光の人生を注視していくしかない訳ですがね。うちらも変わんないね、そゆところは。

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