無意識日記
宇多田光 word:i_
 



朝更新したと思ったらすぐツイートしやがるんだもんなぁ。油断も隙もあったもんじゃない。

しかし、何故こんなに頻繁にツイートするようになったんだろう? すぐに思い浮かぶのはEVAQに関わっている事を仄めかす為、という線だがパクチーの匂いがキツすぎるから~♪、いや、パクチーの歌ではぐらかされてしまった。こりゃなんだ、コリアンダー。すいません。

夜中の3時半に呼び鈴が鳴らされるという話から今は日本に居るのだろうなぁという想像はつく。或いは今は長い夏休みで、9月になったらまた音沙汰なしになるかもしれない。欧米だと今が日本でいう"年度終わり"だからね。

まぁ、私が言うのも変な話だが、無期限活動休止と言っておいて一年半での復帰は、ちょっと早い。なんだかんだでせめて丸々二年は商業音楽に関わらない感じで行くのが今回の休みの主旨ではなかったか。

勿論、「飽きた」なんていう理由で戻ってくるんなら喜んで迎え入れる。そこらへんは前言撤回しまくっちゃえばいいのだ。光さえよければ構わない。あれなんか当たり前のこと言ってないか俺。

まぁつまり、考えられるシナリオはこうだ。今イギリスで何か学校めいたものに通っていて(或いは家庭教師とか音楽家や音大教授による個人レッスンとか)、それが今夏休みに入ったから日本に帰ってきている。まぁその間に…11月公開予定として8月アタマにEVAQの主題歌が発表されて、まぁ自らは公の場には出ないものの、関連作品がリリースされる話について軽くツイートでもしようかな、というノリなのではないか。そして、夏休みが終わればまた人間活動に戻ってゆく…シナリオとしてはわかりやすい。

もしEVAQの主題歌がBeautiful Worldのリミックスや派生作品なら、そうそう売れることはないだろう。フォロワー92万人が1枚ずつ買うだけで92万枚売れるんだけど、そうは問屋が卸さないだろうなぁ。実際そんな枚数卸せる問屋ないしね。何の話だ。

結局、突如としてツイートを連続させてる理由は、私も皆さんと同様、よくわからない。しかし、理由なんてどうでもよいのだ。ひかるのことばがよめる。そうであるなら、他に行く所なんてない。機嫌よくツイートを繰り返してくれればこちらはハッピーなのだから、余計な勘ぐりをせず、終始素直に喜んでおくとしよう。わぁい。

ただ、エネルギー関連のツイートを読めばわかる通り、光は別に無為に時を過ごしてきたのではない。【久しぶりの大事なお知らせ】にもあったようにこれは『「休養」でも「充電期間」でも無い』のだろう。光は活発に活動していて、恐らく"もうひとつの人生"を満喫しているのだ。機材を引っ張り出してきて作曲をしたり、さっき私が妄想したように音楽を習っていたりしても、それで本格的な商業音楽活動を始める理由にはならないのである。光の言動から過度な要求を彼女につきつけたりしないようにしよう。それとこれとは関係ない。嗚呼、好きで好きでどうしようもない。全く私は油断と隙だらけだわ。何の話だったんだ。

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お次は年齢ネタであるか。20代はイケイケ!としょっぱなに言い放ったはいいが、ちょっと疲れが前面に出過ぎたきらいがある。まぁ言う程倒れてないし注目度が高い分そこばかりが目立ってしまったというだけかもしれないがそこらへんが「イケイケ感」を削ぐ格好になってしまった事は否めない。最後に来て漸く、「倒れてから休む」前に「倒れる前に休む」事を選択してくれた。あ~そうね、倒れるまで突っ走ったから「イケイケ」だったのか。そういう見方をするならこれ以上のイケイケはないな。有言実行だったと評した方がいいのかもしれない。

では30代。本人は「30代はほどほど」と提案?していたがこれは案外いい。今までと違い、自分の体力配分を見極めた上で「ほどよく」活動する。20代より30代の方が体力が有り余っている…なんてことはあんまりないから、そもそもアウトのラインを見つけ出す為に実際にそのラインを超えてみる必要もなく。自分のペースでやっていけばいい。

逆にそっちの方が活動は活発になるのでは、という気もする。クォリティーの面では性格的にどうやったって妥協できないんだし、制作過程ではまた荒れたりするんだろうが、それに対する経験の蓄積があるから「そういうもんだ」と割り切れる。その違いは大きい。それに、これからは更に「座長」としての仕事が増える、というか総ての場面で指揮者、コンダクターになっていきそうだから、そういった人間に必要な資質はまずなんといっても健康である事だ。適切な休養を先んじてとって、突発的に休んだりしない。その安定感が欲されてくる。

そんな感じの理由で昨夜のツイートは「30代はゆるゆる」を推してみた。これは、蛇口がゆるゆるな所を想像してくださればいい。常に某かの"出力"が目に見えている状態。ちょうど今のツイートの状況がそうだ。メッセを書こうとすると時間が掛かってなかなか取り掛かりにくくなるが、ツイートなら気楽に何かをアウトプットできて、更に相互作用の中から新しい発見があったりする。ゆるゆるだらだらと兎に角何かをアウトする事で起こる事もあるのだ。新曲の音源発表くらいは秘密厳守でいいだろうが、レコーディング日記まで非公開にすることはない。多分制作中は作品に没頭するあまり何かを呟こうにもその秘密厳守の作品の内容に関する事しか頭に浮かばなかったりするかもしれないが、そんな時にはフォロワーに向かって「何か話題ない?」と訊いてしまえばいい。絶え間ないアウトプットによって人的資源をどんどん利用。それが"ゆるゆる"の極意であり、もしかしたら結果的に20代以上に盛んな活動の呼び水になるかもしれない。

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