EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

THE DIG No.42 2005 AUTUMN

2012-03-09 13:06:29 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
THE DIG No.42 2005 AUTUMN
シンコーミュージック


画像① 表紙  
誌名に比べてEmerson,Lake&Palmerの文字が地味だな



画像② 特集のスタートの見開きの頁
下手なスキャン!
あまり押しつけると雑誌が傷むからね
まるでDVDBOXの付録の復刻雑誌みたいだな(爆)


エマーソン、レイク&パーマーの特集が組まれていますが、
表紙がクィーンですね。

これにTHE DIG編集部の販売戦略があるのかも知れません。

クィーンをこよなく愛している方は、
EL&Pをこよなく愛している人達よりも、
明らかに、その数はかなり多いと推定されるからです。

私はクィーンが気に入らないとか、
そんな事はないです。

アナログアルバムも買った事がありますし、
3枚組のベストCDも所持して、
私にとって楽しめる少年時代の思い出の中にある、
ロックバンドの一つだからです。

また、私がEL&Pのキースに関心を持ち始めたのが、
76年のミュージック・ライフの人気投票が始まった頃からでした。
ちょうど、EL&Pが表向きは休眠していた頃になります。

そのため、
EL&Pの休眠中にクィーン人気がとってかわった事に対する、
熱烈なEL&Pファンのトラウマのようなものが私には存在していないのです。

ネットをやるようになってから、
先輩にあたる熱烈EL&Pファンの、
ブログやメッセージを読ませていただく機会に恵まれ、
EL&Pに出会った時期によって、
クィーンに対する捉え方が、いろいろある事を知りました。
また、トラウマを抱えていても、クィーンをどう捉えるかという事は、
一律ではありませんね。

トラウマを抱えていらっしゃる熱烈EL&Pファンの先輩方にとっては、
この表紙でEL&P特集とあっては、
何とも、傷口に塩をすり込むような事になりますね。

だからと言って、
オリジナルの表紙でも作って貼りつけない限りは、
この表紙のままになりますし、
何とも難しいところです。

実際問題として、
過去、現時点においても、
EL&Pがクィーンをしのぐほどの人気を巻き返しているわけでもない。

それでも、EL&Pファンは、
オリジナルメンバーでの再コンサートを望む事ができるし、
実現があり得ない話でもない。

フレディが他界している今となっては、
見方によっては、
クィーンファンよりは、遙かに幸せとも言えますね。

内容ですが、

EL&Pのメンバーのカラーグラビア。
公式アルバムとは異なるプロモ盤等の紹介のカラーグラビア。
72年来日チケット半券の写真。
来日時の横尾忠則氏デザインの告知チラシのグラビア。
(Aさんへ
この雑誌にも掲載されていました。
フルカラーではありませんが。)
来日前のキース・エマーソンへのインタビュー。
ミュージックライフ誌のメンバーへの過去のインタビューの再掲載。
EL&Pのアルバム評。
それぞれのメンバーのヒストリーの紹介。
笹川孝司氏のシビアな分析等。

特集だけあって、多くの頁が使用されていますね。

カラー 88頁~98頁
白黒 99頁~125頁
総計 38頁


割と盛りだくさんですね。

オークションには全く顔を出さない雑誌ですが、
(雑誌仕様ではあるが、書籍扱いになっています。)
入手可能であれば、
買って損はない雑誌だと思います。

クイック応援よろしくお願いいたします。

2012年3月9日 yaplog!
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村