EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

総特集 青池保子 河出書房新社

2023-02-09 14:34:14 | EL&Pに影響を受けていると思われる創作家達
総特集 青池保子 河出書房新社

青池保子先生関連の書籍は、
文庫本を含めて、
これまで5冊ぐらい取り上げていたと思います。

いずれの書籍にも、
作品「イブの息子たち」に登場するキャラクターのモデルになったのが、
キースやカールである事が記載されていたので、
書籍や雑誌に残された記録として取り上げやすかったわけです。

本日、取り上げる書籍は、
昨年の11月頃に発刊されているので、
当ブログで取り上げる古い雑誌等に比べると、
数ヶ月前に出たかなり新しい書籍という事になりますね。



表紙
大きさ
15.1 x 1.6 x 21 cm
208頁 

失礼ながら、発刊前には、全く情報を掴んでいなくて、
数ヶ月経ってから知る事になりました。

そういうわけで、
入手をしてみたのですが、
これまで取り上げた書籍と異なるのは、
EL&Pやレッド・ツェッペリンの文字が、
どこにも見あたらないと言う事ですね。

そう考えると、
ほぼ、EL&P度は、全く薄い書籍なわけです。

ただ、表紙カバーを見ると、
映画「幻魔大戦」のキャラクターデザインを担当した、
大友克洋先生の名前も見えますし、
EL&P関連に少しはご縁のあった方も
登場してはいます。

とは言え、
書籍内にEL&P関連の名称が一言でも出て来ないので、
当ブログで取り上げるべきネタとしては厳しいものがあると、
私は考えたりしたわけです。

それでも、取り上げてしまったのは、
この書籍が、あまりに素晴らしすぎると思ったからです。

画業60年という青池先生を讃えるために、
より良いモノを制作しようとした編集スタッフの情熱が、
もの凄い勢いで伝わってくる感じですね。

青池先生への最新インタビューも目玉の一つで貴重なモノではありますが、
とても濃厚な青池漫画写真集のような印象を受けます。

EL&P絡みで青池作品に興味を持つようになって、
青池作品のファンでもある方であれば、
お求めになって損はしないかと思います。

河出書房の「エマーソン・レイク&パーマー」に満足が得られなかった人にも、
これはお勧めできますね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (パリマダム)
2023-02-09 20:13:36
初めまして。
記事タイトルに引かれて拝読しました。
青池氏は私も昔からファンで、プログレスターがモデルなのも存じてました。
職歴60年になること、その記念雑誌が敢行されたことはつゆ知らず、
来月の日本帰国の際に、是非購入したいと考えております。
本屋にまだあるかな??
表紙にある「エロイカ~」も痛快で読み応えありますよ。
帰国前の今、この情報をいただいたことに感謝します。

あ、EL&Pも昔からファンで好きなアルバムも沢山あります。
ラブビーチとかジャケがミーハー、という人もいるけど「将校と紳士の~」は好きでした。
ショパンのエチュードop1,No.1が使われてましたね。ベースになっているというか。
改めて情報への感謝を込めて、、、ブログ村などクリック
返信する
Unknown (torioden)
2023-02-10 09:05:44
>パリマダム様

こちらこそ、
はじめまして。

コメントありがとうございます。

以前、ブログ村では記事を時々、
拝見させていただいておりました。

当方は、勤務先でブログを書いている事と、自宅では介護生活を送っているので、動画を見ている時間とかはないので、記事を覗かせていただくだけでしたが、以前の最終回の記事の概容も覚えております。

ブログ村に戻られて何よりです。

このブログでは、私が青池保子ファンである事は、かなり前から公言しておりまして、「イブの息子達のキャラのモデルはキースやカールではあるけれど、内容にはついて行けない。」という話や、
中3の時の隣の席の女子が少女漫画雑誌のプリンセスを持ってきてくれまして、
内容はイブの世界に少佐が参入した番外編のような感じでした。
おかげで早めに少佐に出会う事ができまして、エロイカはそれから今日まで単行本から文庫本まで所持するようになりました。

ちなみに、この河出書房の総特集本は、
雑誌ではなく書籍です。
書店に在庫がなければ、
注文して買えますし、
大手通販サイトでも買えますから、
都内のコミックを多く扱っている書店であれば、
置いてあると思われます。

来月は気をつけてお帰りくださいませ。
返信する
Unknown (パリマダム)
2023-02-10 20:11:35
再度のコメントを失礼します。
ご丁寧な返信コメントを有難うございます。

御返信を拝読して思わず、(ジェームズ君の)ヒェ~~でした。
ミーハーな拙愚ログを閲覧下さってたなんて、恥ずかしくも恐縮です。
「以前の最終回の記事の概容も覚えております」 ← ?何でしたっけ?

そして、青池ファン、しかも「エロイカ~」を愛読されているとは!
女子でもなかなか、同嗜好の方に巡り会う機会が皆無なのに、
プログレ&青池&エロイカの共通項で、とても嬉しく思いました。

かなりコアなEL&P専門ブログだと思っていたので意外な発見でしたが、
早速、青池関連の御記事を全て読破させていただきました。
御記事にありました「サラディン」は、昔ちらっと読んで面白くなかったので完読していません。
これだけEL&Pの専門知識があれば書籍とか出版されないのですか?
かなり研究文献レベルですよね。

何かの記事で見かけましたが、東北にお住まいですか?
コロナ直前の日本旅行では、初めて東北各地を旅行しましたがいいところですね。
まだ訪れてないところも沢山あるので、いつかまた訪ねたいと思っています。

EL&Pも大好きなので過去記事も含め、また御記事も拝見致しますね。
もちろんブログ村クリックも応援します。
拙愚ログは読むに足るものではなく、ファンは多いながらコメントは皆無、
ただ4日に1度はプログレを紹介してますので、
また気になる記事があればいつでもお立ち寄り下さいね。

偶然の嬉しさのあまり、長々と失礼しました。
介護とお仕事の両立、想像以上に大変のことと思いますが、
寒さとコロナに気をつけてお過ごし下さい。
返信する
Unknown (torioden)
2023-02-13 08:36:55
>パリマダム様

再コメントありがとうございます。

パリマダム様の以前のブログの最終回の記事は、
ブログ村を去る理由を書いていたモノですね。

拙ブログに関してですが、正直に言いまして、自分ではコアなEL&P専門ブログだとは思っておりません。
ミーハーな内容の集大成ですね。
そういうのが嫌いではないので、続けています。
音符もろくに読めないし、外国語も良く知らないし、楽器も嗜まないので、その観点からの記事も書けませんし、
おおよそ、EL&Pの専門知識とはほど遠いと、正直、思っております。

それでも、自分で探して書ける事を書いてみたいと言う欲求もありますし、
少数の方から継続して欲しいとも言われたので、続けている感じですね。

私は秋田県出身で秋田県在住です。
関東に10年ぐらい居住しておりまして、
こちらに戻る前は、
出版社におりましたので、
他者に読ませるための書籍を、
製品化して流通に乗せる事の難しさは、
それなりに理解しているつもりですが、
最近はネット上だけの書籍も存在していますし、近頃の世事には明るくない古い人間になりつつあります。

アメブロにも登録していますし、
そこで知り合った方々もいますが、
どの方に関しても、
アメーバ限定記事を読むための、
申込はしない事にしているので、
パリマダム様の記事でも、
私が読むことのできない記事もあるかと思います。
お許しください。

拙ブログを応援してくださるとの事。
とてもありがたく思います。

とりとめもないレスになってしまいましたが、
お時間のある時には、いつでもおこしくださいね。
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