秋の高幡不動の参拝は、月例の写経会の参加が目的。写経は初の体験で般若心経の墨書にチャレンジである。広間に座り、墨を擦りながら心を穏やかに鎮めることから始まる。
まずは貫首さんの法話で、食事の前に唱える偈文「五観の偈」の説法から。食は命の伝承で、多くの者が関わり、それによら生かされていることへの感謝。食育の基本たる話に聞き入ったところで、写経へと入る。心経の口語を皆で唱えてからは、一同真剣に模写。凛とした空気感は、まるで修行道場らしいたたずまいだ。
方法は手本の経の上に和紙をのせてなぞるのだが、筆書きは久々なので滲んだり擦れたりと、なかなか達筆とはいかない。「礙」とか「耨」とか画数の多い字はほぼ潰れてしまったり、見慣れないから数画抜けてしまったり。一文字ごとに仏様が宿ってます、との前説を思い出し、申し訳ないことしきり。
最後に願い事を「家内安全」と記し、お祈りして提出。寺に納めてもらえるそうで、この後頂いた御朱印は本来の意味通り、納経の印となった。これからもたまにはしてみたいけど、せめて仏様が気持ちよくされるレベルに墨書できるよう、ちゃんと練習しておかねば。
まずは貫首さんの法話で、食事の前に唱える偈文「五観の偈」の説法から。食は命の伝承で、多くの者が関わり、それによら生かされていることへの感謝。食育の基本たる話に聞き入ったところで、写経へと入る。心経の口語を皆で唱えてからは、一同真剣に模写。凛とした空気感は、まるで修行道場らしいたたずまいだ。
方法は手本の経の上に和紙をのせてなぞるのだが、筆書きは久々なので滲んだり擦れたりと、なかなか達筆とはいかない。「礙」とか「耨」とか画数の多い字はほぼ潰れてしまったり、見慣れないから数画抜けてしまったり。一文字ごとに仏様が宿ってます、との前説を思い出し、申し訳ないことしきり。
最後に願い事を「家内安全」と記し、お祈りして提出。寺に納めてもらえるそうで、この後頂いた御朱印は本来の意味通り、納経の印となった。これからもたまにはしてみたいけど、せめて仏様が気持ちよくされるレベルに墨書できるよう、ちゃんと練習しておかねば。