ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

一献一品出合い酒@逗子

2015年11月11日 | ◆一献一品出合い酒
逗子海岸駅手前の中華料理「チャイハナ」にて、プレミアムモルツジョッキ×モヤシ炒め。午後の散策後にとりあえず喉を潤すのなら、酒も肴もともにサッと出されるとりあえずな、このコンビが似合う。

切り通しの街から海岸沿いを、バスに揺られて日が暮れて。古都散歩の締めくくりながら、街角中華で普段着の晩酌だ。プレモルジョッキを一気に傾け、天井仰いでハァッ、と感嘆。晩飯前のライトな一皿が、ザクザクシャキシャキと歯ごたえも耳にも心地よいこと。飾りも華もイキもない、身の丈上等な一期一会。

昼飯抜きの空酒が、胃にじわじわ効いてくると、早めの酔いと遅めの空腹がたたみかけて襲来する。店内に響き渡る、地元サラリーマンの退社後酒の嬌声。馴染むような放ったらかされているような、微妙な居心地に腰が据わらぬ、行き当たりバッタリのモヤシ酒。一献一品の小さな酒宴、今宵も天下泰平なり。

一献一品出合い酒@外苑前

2015年11月11日 | ◆一献一品出合い酒
「五丁目 千 きいろ」にて、三岳水割り×カニクリームコロッケ。久々の仕事仲間の縁をちと頑張っての店選びなら、飯もおかずも酒も美味かった勢いで、その場で予約したお店にての、このコンビが似合う。

雨の外苑前を小走りに駆け込んだ、一昨日からながら馴染みの店。個室に知った顔を見たら、ホッと嬉しさに杯が重なる。話題が南の島となれば、二杯めからは島焼酎。奄美談義を肴に傾ければ、島酒のアクとキレが増長される。アテの揚げ物は店自慢、カラリトロリのハイカラさが、場所柄なりのハイソな洋食か。飾らないけどハイクオリティ、ミスマッチがベストマッチの一期一会。

再会の宴の盛り上がりは、仕事話、地域おこしから、いつしか懐かしネタに。思い入れのスポーツ、見た見たの漫画とくだけていけば、弾け成り行き任せのとりとめなさがまた、楽しのうたかたのひと時。一献一品の小さな酒宴、今宵も天下泰平なり。