岩手県西和賀町の夕べ、銀河高原ビールで乾杯後は、地場産食材を用いた料理の数々にて、その実力を計ることに。山と里の幸のメインは豊富な山菜で、思いの外多彩な料理法にすべて試さずにはいられない。
ザクザクのキャベツに、ミズの実の粘りが対照的な浅漬け。まる1本贅沢に使い、柔らかに仕上がった西わらび浸し。干しぜんまいと凍み豆腐がホッコリ優しく、身欠きニシンが京風惣菜な山菜煮物など。わらびはネットリと滑らかで、にぎりや巻き寿司のネタにもなる存在感がすごい。クレソン、シイタケ、ミズの実、里芋は、天ぷらのネタでも堂々たる主役。
また西和賀には個性的な料理や食材が多彩で、細めでシャキッとした寒ざらしそばに締まってて食べ応えある源助豆腐、さらにビスケットの天ぷらなんてのも。この日の推しは納豆汁で、味噌甘さと納豆甘さのバランスが絶妙だ。キノコや野菜もたっぷりと、まさに故郷を思い起こす味わい。会場であるヒルトンの料理長が作ったら、地元のおばちゃんにダメ出しを食らったそうで、素朴ながらこだわりの味らしい。
湯田牛乳公社のコーナーでは、殺菌温度とホモ・ノンホモの違いで、舌触りや濃さが異なる「利き牛乳」も体験した。これらの山菜や野菜、乳製品が、町のブランドとなっているのが、西和賀町のすごいところ。資源を掘り起こして活用する姿勢が、実に徹底されているのである。
宴の半ばには町の人々が壇上に上がり、それぞれの町への思いを語っていた。若い人は「自身のスキルを町の発展に活かせる」「自然や人のふれあいは、都会にはないもの」と、自身と町の可能性を感じている様子。年配の方も、若手の交流が活発なおかげで、仕事の技術や土地の文化を伝承できるのが嬉しいと語る。
元気で前向きな町の宴に混じったおかげで、自身の襟も正された思いがする。西和賀のために、自分のために、できることをやっていきましょう。
ザクザクのキャベツに、ミズの実の粘りが対照的な浅漬け。まる1本贅沢に使い、柔らかに仕上がった西わらび浸し。干しぜんまいと凍み豆腐がホッコリ優しく、身欠きニシンが京風惣菜な山菜煮物など。わらびはネットリと滑らかで、にぎりや巻き寿司のネタにもなる存在感がすごい。クレソン、シイタケ、ミズの実、里芋は、天ぷらのネタでも堂々たる主役。
また西和賀には個性的な料理や食材が多彩で、細めでシャキッとした寒ざらしそばに締まってて食べ応えある源助豆腐、さらにビスケットの天ぷらなんてのも。この日の推しは納豆汁で、味噌甘さと納豆甘さのバランスが絶妙だ。キノコや野菜もたっぷりと、まさに故郷を思い起こす味わい。会場であるヒルトンの料理長が作ったら、地元のおばちゃんにダメ出しを食らったそうで、素朴ながらこだわりの味らしい。
湯田牛乳公社のコーナーでは、殺菌温度とホモ・ノンホモの違いで、舌触りや濃さが異なる「利き牛乳」も体験した。これらの山菜や野菜、乳製品が、町のブランドとなっているのが、西和賀町のすごいところ。資源を掘り起こして活用する姿勢が、実に徹底されているのである。
宴の半ばには町の人々が壇上に上がり、それぞれの町への思いを語っていた。若い人は「自身のスキルを町の発展に活かせる」「自然や人のふれあいは、都会にはないもの」と、自身と町の可能性を感じている様子。年配の方も、若手の交流が活発なおかげで、仕事の技術や土地の文化を伝承できるのが嬉しいと語る。
元気で前向きな町の宴に混じったおかげで、自身の襟も正された思いがする。西和賀のために、自分のために、できることをやっていきましょう。