ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

青森てくてくさんぽ7

2020年10月31日 | てくてくさんぽ・取材紀行
本町一丁目からは、商店街の新町通りへ。青森駅から続く主要な通りで、戦前からの歴史もあります。レトロな時計店の看板に、津軽塗の店。車止めには、三内丸山遺跡の十字型板状土偶や、亀ヶ岡遺跡の遮光器土偶など、縄文の土偶のレプリカも。通りの中程にそびえるさくらの百貨店は青森が本店で、ルーツは江戸期の武田呉服店の老舗です。

さくら野百貨店の先を左へ、夜店通りへ入ります。新町通りから国道4号まで約300mの、夜店通り。沿道には若い人向けのファッション・雑貨の店が点在しています。大正5年ごろに界隈に設けられた夜店が所以で、戦後しばらくまで続きました。現在は普段は夜店は開かれませんが、6・7月に「夜店祭り」を開催。赤提灯の下に露店が並び、賑わいを見せます。

夜店通りの先を駅方面へ曲がると、ニコニコ通り商店街に。昭和の雰囲気の商店が多く、実用品の店が中心です。八甲田牛を扱う精肉店、履き物屋、ねぶた面と杉玉が構える居酒屋など。オブジェ「私、地球」は、青森市出身の彫刻家、鈴木正治作。通りの向かいに並ぶ履き物屋は、長靴とブーツの品揃えが豊富なのは、さすが雪国。津軽そばの大谷製麺所の雲谷そばは、行列の人気。園芸店ではミカンや柿の実がついた苗を販売されています。刃物や園芸道具を扱う店の前を通り、中央古川通りへ。すぐ先は古川市場で、右手のアウガの先は青森駅です。

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