遠路2時間かけての習志野『炊屋』再訪は、やはり最高のマグロ料理あってのもの。今宵もマグロ船で「炊(かしき=料理人)」をなさっていたご主人・斎藤 健次さんの、船上ならではのマグロ料理に舌鼓を打った。
つくりに目玉煮と、前回訪れた際のお気に入り料理に舌鼓を打っていると、この日はサービスで珍しい料理を出してもらった。血合いの揚げものはクジラの立田揚げに似た、食肉風のパンチのある味わい。エラの焼きものはへばりついた肉の味に深みがあり、酒が進む逸品だ。マグロは水揚げされるとすぐ、内臓を抜かれエラを外されて冷凍に回されるため、これらは本来捨てる部分。毎日毎日マグロ料理の中、齋藤さんはこうした部位も研究して、様々な工夫を凝らして調理している。
よく動くためマグロの部位で屈指の旨さという、あごの部分のスペアリブが出されたら、土佐の酒「酔鯨」が止まらない。さらに女将さんの出身である埼玉の幻の酒「神亀」まで出てきたら、手作りマグロの酒盗を合わせるしかない。今宵はご主人とおかみさんのなれそめ話にも脱線し、「まぐろ土佐船」こぼれ話の宴は盛り上がること。
つくりに目玉煮と、前回訪れた際のお気に入り料理に舌鼓を打っていると、この日はサービスで珍しい料理を出してもらった。血合いの揚げものはクジラの立田揚げに似た、食肉風のパンチのある味わい。エラの焼きものはへばりついた肉の味に深みがあり、酒が進む逸品だ。マグロは水揚げされるとすぐ、内臓を抜かれエラを外されて冷凍に回されるため、これらは本来捨てる部分。毎日毎日マグロ料理の中、齋藤さんはこうした部位も研究して、様々な工夫を凝らして調理している。
よく動くためマグロの部位で屈指の旨さという、あごの部分のスペアリブが出されたら、土佐の酒「酔鯨」が止まらない。さらに女将さんの出身である埼玉の幻の酒「神亀」まで出てきたら、手作りマグロの酒盗を合わせるしかない。今宵はご主人とおかみさんのなれそめ話にも脱線し、「まぐろ土佐船」こぼれ話の宴は盛り上がること。
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