ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

名古屋てくてくさんぽ2

2021年03月27日 | てくてくさんぽ・取材紀行
名古屋駅そばにある「四間道」は、かつて城下町に大火があったことから、防災のために道幅を四間(7メートル)とったことから名がついた街並み。東側は堀川の水運を利用した商家の土蔵街、西側は町家が軒を連なる、独特の景観が造り出されている。大都市名古屋にいながらタイムスリップしたような一角で、白壁や石組みの土蔵に、花や飾りがあしらわれた格子の民家を眺め歩くと、名古屋が城下町だったことに認識を新たにしてしまう。商品の蔵は水運に便利なよう川に面して建て、すぐそばに邸宅を構えたような感じである。

一部は取り壊されているものの、リノベで様々な利用がなされており、ダイニングバーのNAGOYA SALON、ガーデン付きの四間道レストランMATSUURA、格子戸越しの店内が気になる右近など。邸宅側はギャラリーの花御堂ほか、ガラスギャラリーなども。脇道に入ると屋根にまつる屋根神様、路地奥の子安地蔵など、商家の街らしく信仰の対象も。路地から土蔵を見通せば、焼き板塀や窓の造作が独特に見える。

近くのローカルアーケードも、歩いてみましょう。

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