ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

鎌倉山てくてくさんぽ

2019年02月11日 | てくてくさんぽ・取材紀行
鎌倉山てくてくさんぽ、蕎麦料亭の「檑亭」は、回遊式庭園となっている庭内に、さまざまな移築建築があるのも見どころの一つ。横浜の養蚕農家を移築した食事処ほか、玄関は青蓮寺、山門は西御門高松寺からと、寺院と一般家屋がいち料亭に混在しているのが面白い。

ほかにも登窯に茶室、石仏に磨崖仏に五百羅漢、竹林にあじさいに菖蒲園にススキの原に梅林に彼岸花などなど、和テイストの庭園要素はなんでも揃っているよう。季節を変えて訪れても、都度都度に古都らしい見どころが楽しめるのが、リピーターの多い所以だろう。

斜面を降る沿道には、この時期は水仙の群落が可憐な姿を見せる。十三重の塔の石塔、法隆寺夢殿を模した八角堂、茅の木の古代化石に石造の仁王像と、時代や意匠の統一感がないようでいて、まとまった庭に感じられるのがなんとも不思議だ。

下ったところに茶屋を発見、散歩途中にちょっと休んでいきましょうか。

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