ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

旅で出会ったローカルごはん…知多美浜 『南洋の父サウス』の、カレー三種盛り

2018年02月10日 | ◆旅で出会ったローカルごはん

知多半島の美浜で、海に面した本格カレーの店を訪問。あたりに何にもない田園地帯の中の孤高の立地、「南洋の父サウス」との店名、11時~14時までのみの営業と、職人気質の硬派な店かと構えたら、カフェ風の店内でお姉さんとお母さんが愛想よく迎えてくれた。

基本メニューはもも肉をドンと煮込んだチキンカレー、豆カレー、パイナップルカレーの3種で、スリランカよりとりよせたスパイスをベースに各種食材を煮込んでいるとある。三種盛りがオススメとのことで頼むと、甘くさっぱりのパイナップル、ホクホク食べ応えある豆、とんがらないまろやかな辛味のポークと、三様の味わいが楽しめる。スパイスが香り高いのに刺激的ではないので、体にスッとなじむのが旅のランチにはありがたい。それぞれ混ぜたり、付け合わせのオニオンサラダを加えたり、多彩な食味を楽しめるのもセットならではだ。

この店、もとは名古屋にあったスリランカカレーの名店だそう。能書きには「身体、精神、魂が浄化され、幸福に満たされた心と身体にやさしいカレーづくり」とあり、確かに海を見ながら穏やかな気持ちになれる一皿である。


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