ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

敦賀てくてくさんぽ2

2020年09月30日 | てくてくさんぽ・取材紀行
本町一丁目商店街が終わると、正面に赤い鳥居が見えてきます。氣比神宮は越前国一宮、北陸道の総鎮守。高さ約11mの大鳥居は、日本三大木造大鳥居の一つです。氣比神宮の建立は702(大宝2)年で、明治に官幣大社となった歴史と由緒があります。主祭神の氣比大神(伊奢沙別神)はじめ仲哀天皇・神功皇后・日本武尊・應神天皇・玉妃命・武内宿禰命の7柱の祭神を祀り、地元では「けいさん」の愛称で親しまれています。元禄2年旧暦8月には松尾芭蕉が訪れ、像とともに「ふるき名の角鹿や恋し秋の月」など、敦賀を詠んだ5句の碑が見られます。

鳥居をくぐり、正面の外拝殿へ。主祭神が祀られる本殿の周囲に四社之宮が並んでいます。主祭神の氣比大神は、御食津大神(みけつおおかみ)とも称される食の神様。この神社にのみ祀られ、朝廷からも崇高されていたといわれます。社名で地名でもある気比も、「食(け)の霊(ひ・神様)」に由来するとされています。海上安全ほか、農業漁業などの衣食住全般の守り神でもあります。

本殿の西側、本殿を向いて並ぶ九社之宮は主祭神の御子神を祀る社。家内安全、福徳円満などにご利益が。神明社は、伊勢内宮の天照皇大神、外宮の豊受大神が祭神です。摂社の角鹿(つぬが)神社。政所の跡に建ち、敦賀の地名の由来。境内最奥には氣比宮古殿地があり、鳥居奥の土公は氣比大神が降臨された地で、小学校の校庭の一角になります。大鳥居のたもとでは長命水をいただき、健康祈願をしていきましょう。

敦賀てくてくさんぽ1

2020年09月30日 | てくてくさんぽ・取材紀行
駅前商店街の「ゆめさき通り」の入口すぐにはシンボルロードモニュメントが立ち、沿道に松本零士氏の作品像を配した通りのシンボルロードをPRしています。作品のブロンズ像は敦賀駅から氣比神宮までの商店街、通称沿いに配置。市のイメージの科学都市や「未来」のほか、「宇宙戦艦ヤマト」は港、「銀河鉄道999」は鉄道を象徴しています。作品は「ヤマト」が12、「999」が18の28点。駅前の銀河鉄道999のモニュメントから、歩き出しましょう。

宇宙に憧れ、機械の体を求める鉄郎少年など、通りの北側は「銀河鉄道999」の像がストーリー順にならび、南側は「ヤマトよ永遠に」が。ヤマトは氣比神宮側からストーリー順なので、駅前から歩くと、地球への帰還から遡ることになります。999の癒しキャラの車掌さんに見送られ、白金交差点から本町二丁目商店街へ入ります。広い舗道の一角に、冥王星で氷の中を覗くメーテル像。本町交差点の先は、本町一丁目商店街の片アーケードが続き、市街屈指の飲食店街だけに路地には華やかな店構えが見られます。メーテルと鉄郎の別れの像が見えてきたら、ストーリーもシンボルロードもおしまい。バス停にも松本零士作品が。作品に浸る街歩きを演出してます。

東横イン米原駅西口@米原

2020年09月30日 | 宿&銭湯・立ち寄り湯
意外なことに初泊まりとなるこの駅前、周囲はこのホテル以外めぼしい建物がなく閑散としている。新幹線ホームを見下ろすトレビューで、通過音がガンガン響く。11階なので琵琶湖や伊吹山もきれいに見渡せた。朝食は弁当だが白あえとかおひたしとかあり健康的だった。楽天からはGOTO割がない、強気の5900円也。