ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

大久保てくてくさんぽ

2019年06月14日 | てくてくさんぽ・取材紀行
先日のブルーガイドカルチャーBase「韓国芸能界と兵役問題」講師のカンヒボン先生のご案内で、新大久保を一緒に散策した。駅のホームに降りたところからものすごい人で、韓国語中国語ほかさまざまなアジア系の言語が入り混じる。最近は西側の百人町界隈に東南アジア・西アジアの店が増えたそうで、大久保駅との間にはベトナムやネパールやイスラム圏の店も目立つ。コリアタウンからさらにアジアンタウンへと、国際色が強まっているようだ。

もちろん東側の大久保通りは、平日の昼間なのに大盛況で、狭い歩道は歩くのに苦労する混雑だ。チーズハットク、チーズタッカルビ、タピオカミルクティーの三大人気アイテムは相変わらずの引きになっており、どの店も行列が絶えない。先生オススメのお店も教授いただけたので、改めての訪問も楽しみ。タレントショップに貼られたポスターの韓流スターがだれか分かるようになったのは、講座を運営したおかげか?

興味深かったのがコリアタウンの成り立ちで、もとは一本南の職安通りがメインだったのが、最寄りの新大久保駅から便利な大久保通り側へと繁華街が広がっていったとのことだった。職安通りは大久保通りより落ち着いており、年季の入った店も見られる。現在ドンキがある場所にはもと韓国系教会があり、スーパー「韓国広場」はかつて界隈の店舗が仕入れに使った所以があるそう。界隈のコリアタウンのルーツに触れるなら、こちらをじっくり歩くのもおすすめだ。

先生推しの絶品ユッケジャンクッパでお昼をいただき、韓国広場で買い物をして、新大久保てくてくさんぽは終了。カン先生、ぜひまたご案内くださいね。

麺屋こころの台湾まぜそば@西早稲田

2019年06月14日 | 町で見つけた食メモ
新・名古屋名物でここが元祖で台湾まぜそばと、由縁が錯綜しすぎているこの品。台湾ラーメンが現地にない名古屋オリジナルなのからして、日本独自の麺料理らしさが漂う。ネギ、肉味噌、卵黄に加え「ニンニク入れますか?」の誘いに抗えず、ざっと混ぜてすすればパンチ一閃。強いもの辛いもの刺激するものらが、腰のある太麺でからげられ、食欲がグイグイ喚起されとまらない。

丼にタレを少し残して、しゃもじで軽く「追い飯」してもらうのも流儀。国籍も出自もどうでもよくなる、学生街らしいエナジーチャージ麺だ。