ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

鹿すじ肉のしぐれ煮@朽木村レストラン天空

2014年12月08日 | 旅で出会った食メモ
先日のいただきものから、滋賀でお世話になっているカメラマンの方にいただいた、鹿すじ肉のしぐれ煮。琵琶湖西岸の山間部・旧朽木村の、地産地消をテーマとしたレストラン「天空」で扱っている。鹿肉は村で獲れた野生のもので、同様に猪も供しているから、まさにジビエレストランである。

鹿肉は高タンパク低カロリー、脂質が少なく鉄分豊富。回復系なのに加え、赤身中心でショウガもたっぷりだから、代謝も上がり寒い時期にはありがたい。湯煎して鹿丼でいくなら、ツマは何が合うかな?

もなか@たねや

2014年12月08日 | 旅で出会った食メモ
今日のいただきものは、近江八幡「たねや」の最中。道産のあずきでつくった餡と、地元近江産の素材で仕上げた最中種が別々になっていて、自分で挟んでいただく。味わう直前に調製するから、皮が湿気ずパリパリなのが、既成の最中と異なる食感である。

挟んだり塗ったり混ぜたりして味わう食べ物は、いっそう美味しく感じられるという。自ら作り仕上げる作業が、いい感じの「調味料」となるようだ。

杉田てくてくさんぽ

2014年12月08日 | てくてくさんぽ・取材紀行
この週末の横浜・杉田界隈での、杉田梅探訪の番外編。新杉田駅前の総合ビルには、「杉田劇場」という区民文化センターが入っている。名の由来は昭和20年代に賑わった当地の大衆劇場で、まだ8歳の美空ひばりがデビュー(といっても芝居の幕間に歌わせてもらったぐらい)した場所でもある。

現・杉田劇場のある新杉田駅前は当時はまだ海で、やや南に歩いたら当時の劇場跡に立つ案内板を見つけた。JR根岸線の高架下の殺風景なところだが、当時は目の前の国道16号線に市電が走り、すぐ裏手は浜という恵まれた立地だったという。

昨日の杉田梅といい、ありふれたベッドタウンのようなこの町にも、華々しき頃の所以がいろいろあるものだ。地元の町さんぽもテーマを持って臨めば、奥の深い「旅」となる。