ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

日々是好食…ふたつの鯛めし

2013年03月22日 | ◆日々是好食

 伊予の名物魚料理の「鯛めし」には、炊き込みご飯タイプと刺身丼タイプの2種が存在する。白身がホコホコな炊き込みもいいけれど、新鮮な刺身にタレ、生卵のコンビネーションとくれば、どうにも刺身丼に惹かれるものがある。

 松山の郷土料理店「五志喜」では、この刺身丼タイプの材料を販売。冷蔵パックの刺身をタレに5分ほど漬け、熱々の丼飯の上に並べ、生卵を落とせばすぐ食べられる優れものだ。刺身がやや薄いけれど、甘めのタレの染み方がよく、現地で食べたのからして再現度7割ぐらいの出来か。

 調べたら、炊飯器に入れて一緒に炊くだけの、炊き込み鯛めしの材料なるものも売っていた。今日のような寒空の下では、熱々のこっちのほうがうれしいかも。