ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

みんなって誰?

2013年12月09日 | 社会・政治

 みんなの党から江田議員とそれに同調する10名近い議員が離党して新党を結成するそうですね。

 みんなの党が結成された時から、私は胡散臭いものを感じていました。

 名は体を現わすと申します。

 みんな、という得体の知れないものを公党の名前に決めた時点で、極めて差別的な性質を持つだろうと思っていました。

 みんな、と言いますが、それは一体誰と誰のことなのでしょうか?
 逆に、彼らがみんなの中に入らないと判断した場合、徹底的に排除するに違い無いと直感したのです。

 渡辺代表は反党行為をした者は出て行ってもらう、比例で当選した者は議席を返してもらう、と息巻いていました。
 その外貌、その口調は、独裁者そのものでしたね。

 結党当時、渡辺代表と江田議員は緊密な関係性を保ち、野党再編の起爆剤になるのだと、理想に燃えていました。

 しかし、せっかく30名を超える議員を抱えながら、大量の離党者を出すにいたりました。

 みんなとは誰なのか、はっきりしました。
 渡辺代表のイエスマンをみんなと呼ぶのでしょう。

 私はみんなという言葉や、空気を読むと言う言葉が大嫌いです。

 私は私であって、食うために組織に属してはいますが、そんな組織、いつだって辞められます。

 重要なのは、私は私1人を恃み、みんななんていう気色の悪いものには、少なくとも精神的には属さないように心がけること。

 また、全体主義的な匂いが漂う空気を読むなんていうことはしないこと。
 悲しいかな、私は空気を読む能力に長けています。
 普通と異なるのは、空気を読んだうえで、あえてその場の空気を破壊するような行為にわざと及ぶこと。
 それによって、空気を読むことの怖ろしさを示したいのです。

 このたびのみんなの党の内紛劇、滑稽ですらあります。
 権力闘争に敗れた側が離党し、勝利した側を多くのみんなを失うという痛みを受けました。

 醒めに醒めた、どこまでも冷静で、時には冷酷ですらある政治家や政党ばかりになれば、この国の政治はよりよくなるでしょう。

 夢やロマンだけで政治家を目指す人は、その時点で政治家たる資格が無いものと言えましょう。

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