ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

落ちる

2019年05月14日 | 精神障害

 このところ、うつ状態が続いています。
 今日は特にひどくて、出勤こそしたものの、仕事になりませんでした。
 今まで出来ていたことが、とてつもなく困難なことに思えて、手が付けられないのです。
 このままではまずいと思います。

 私の病名は双極性障害。

 躁状態とうつ状態を繰り返す病気ですが、じつは躁状態は一度しか経験していません。
 炭酸リチウムという躁を抑える薬がよく効いているのだと思います。

 躁状態は、神様にでもなったような万能感があり、最初は元気になった、としか思いませんでしたが、喧嘩っ早くなり、眠らなくても平気になり、一日中駄文を書き散らしていました。

 人によっては、ギャンブルで破産したり、風俗通いで大借金を負ったり、極めて危険な状態ですが、覚せい剤でもやったような高揚感があり、病識が無いのが特徴で、ベテランの精神科医でも対応に苦慮すると言います。

 幸いにして私は、精神科医からの説明を受けて服薬治療を受け、寛解しました。

 しかし、うつ状態は時折私を襲います。
 普通の抗うつ薬は躁転の危険があるため使えず、セロクエルやエビリファイなどの、統合失調症の薬を転用します。

 私は炭酸リチウムとともに、エビリファイを飲んでいます。

 エビリファイを飲み始めたときはずいぶん楽になったのですが、体が慣れてしまったのか、効いている気がしなくなりました。
 エビリファイは3mmを飲んでいますが15mmが最大量ということなので、今度の土曜日の診察で増やしてもらおうかと思っています。

 あるいは、相手はプロの精神科医ですから、全く想像できない薬の調整を提案してくるかもしれません。

 その時は精神科医の提案に従いたいと思っています。

 ただ、2年に及ぶ長期療養から復帰して丸10年がたち、やっと信頼を勝ち取ることが出来たのですから、長く休むのはもう嫌です。

 休むのも苦しいのですよ。
 職場復帰が怖くて怖くて、心が休まりません。

 あんな苦しい休暇なら職場で苦しんだほうがマシです。

 とにかく今週いっぱいは通って、最低限の仕事をして、土曜日の診察で薬の調整をお願いしたいと思っています。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ズル休み | トップ | 千葉公園から診察へ »
最新の画像もっと見る

精神障害」カテゴリの最新記事