ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

マリア様?

2009年12月12日 | 思想・学問

 最近、「2012」とかいう、世界の破滅を描いた映画が公開されていますね。
 古代マヤ文明の予言だとか。

 そんな話を聞くと、私はユダヤ教・キリスト教・イスラム教の三兄弟宗教の愚かさを思います。

 共通しているのは、神様が七日で宇宙を築き上げたということ、世界の終わりには、全ての生者・死者がよみがえり、最後の審判を受けるということ。
 挙句の果てには、キリストの母はセックスすることなく、妊娠したとか。

 SFですね。
 しかも、そうとうつまらない、下らぬSFです。

 そんなことを、西洋やイスラム世界の頭の良い人々が信じ続けたとは、まさに信じがたいことです。

 最近の映画で、キリストに妻子がいたということが、まるでタブーのように描かれていて、笑えます。

 この世に男性として生まれた男が、妻子を持って何の不思議がありましょう。

 お釈迦様は、29歳で出家するまでの間に、妻を得、子をもうけました。
 じつにおめでたいことです。

 親鸞上人様も、恵信尼という妻を得、善鸞という後継者を含め、7人の子を授かります。今も続く浄土真宗の世襲の始まりです。浄土真宗は、現代日本において、最も多くの寺を抱えています。
 そして、現代の僧侶は、むしろ妻帯肉食が当然です。それは、人間である僧侶の自然な生活であると言えましょう。

 キリストに妻子がいたなら、これもまた、おめでたいことです。

 しかもこんな阿呆な教義を二千年も後生大事に守り、しかも十字軍やらジハードやらと言って似た者同士が殺し合い、それが現代にまで至るとは、こんな馬鹿馬鹿しいことはありません。

 学校や病院を作ったのは良いでしょう。しかし、それら施設で教えを強制するなら、私はむしろ静かに死んだほうが良いと思います。

 サド侯爵がアンチキリストの哲学を描いてキリスト社会からつまはじきにされたのも、理解不能です。

 アンチキリストの何が悪いのか。単なる見解の違いです。

 結局、宗教は、何も解決しないのですね。

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