ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

生まれては消え

2017年10月11日 | 社会・政治

  衆議院議員選挙が公示されましたね。
 かまびすしく、宣伝カーが走り回っています。

 今回感じるのは、希望の党だの立憲民主党だのという、主に元民進党の人々が、安倍政権の悪口ばかり言って、自分たちは何をやるのかを明白に語らないことの虚しさ。
 希望の党に至っては、選挙が終わるまで首班指名を誰にするか決められない体たらく。

 仮にも政権選択と言うならば、自分たちが勝ったらこの人を総理に、という顔が見えなければ、投票のしようがありません。
 小池都知事の人気が高くたって、これではどうしようもありません。
 密かに期待していただけに残念です。

 きっと選挙結果によっては、自民党に協力することもあるのでしょうね。
 安保法制とか憲法改正とかでは、自民党と同じですから。

 それにしてもぶれないのは共産党です。
 大したものです。
 偉い。


 大体毎回同じことを言っています。
 まぁ、万年野党ですから、責任がなく、言いたいことを言えるのでしょうけれど。

 私が共産党に感心したことがあります。
 それは、北方領土に関して。

 自民党は北方四島を返せと主張しているわけですが、共産党は千島列島全部返せ、と言っていると聞いたことがあります。
 サンフランシスコ講和条約を反故にして、領土を返せとは大したクソ度胸です。
 サンフランシスコ講和条約を反故にしたら、わが国は連合国との約束を破ったことになるのですがねぇ。
 約束を破ると、理屈のうえでは再び戦争状態になります。
 戦争も辞さず、領土を返せとは、立派なものです。

 絶対返ってこないと思いますが。

 共産党のような存在が少数居続けることは、わが国にとっては必要なのでしょうね。

 まぁ、私としては、自民党にせよ共産党にせよ、長い期間、概ね同じことを言っている政党に投票するしかないと思っています。

 新党が生まれては消えしていったこの20数年、生き残っている党は無きに等しいのですから。


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