外国の風俗習慣というものは、時として奇妙に映るものです。
中国から日本に語学留学している学生が「日在日本」というマンガを描いています。
そこでは日本人には当たり前の、しかし中国人から見たら奇妙な風景がコミカルに述べられています。
例えば秩序。
東日本大震災の折、被災地で暴動が起こるどころか少ない食糧を分け合って食べる姿が世界から称賛されました。
日常生活においても、車が走っていないのに赤信号を待っている日本人とか、左側に整然と並んで右側を空けて乗るエスカレーターとか、降りる人を待ってから電車やバスに乗る習慣とか、あまりにも当たり前のことが驚嘆をもって迎えられています。
一方性風俗。
あちこちで堂々とラブ・ホテルやソープ・ランドが営業し、アダルト・ビデオや成人向け雑誌が売られている点を見ると、中国人はあまりの羞恥に居ても立っても居られないとか。
中国ではポルノの製造販売は死刑だそうですからねぇ。
面白いと思ったのは、日本の女子高生の制服姿に対する反応です。
中国でもアニメやゲームで日本の女子高生に対する免疫が出来ているかと思いきや、あにはからんや、街中で実物を見かけると激しく萌えるそうです。
中国人留学生曰く、日本の女子高生は上半身が清純で下半身が激エロなんだとか。
そのミスマッチが良いんでしょうねぇ。
雪がちらつく真冬でも太ももをにょっきり出していて、寒そうで見ていられないと思っていましたが、中国人はそこに激しいエロを感じるようです。
私は股引きを履いてスラックスを履き、その上職場では膝かけをしているほど腿のあたりの冷えには弱いので、女子高生の根性は見上げたものだと思います。
最近やっと少しストッキングを履いた女子高生を見かけるようになって、おじさんはほっとしています。
どこの国民、民族にもそれぞれ短所長所がありますが、インドの駅で切符を買うのは大変でしたねぇ。
もう20年も前だから今は知りませんが、並ぶということをせず、あっちからもこっちからも切符を買おうとする連中が声を張り上げ、手を伸ばすのですから。
そうかと思うとホーム・レスが、「おれは路上生活で最高に幸せだ、物を持つと碌なことはない」などと哲学的なセリフを吐いて驚かされました。
もっともそれは私に小銭をせびる際の言葉でしたが。
まぁ、所変われば品変わるということでしょうか。
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