ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

現代医学

2022年10月15日 | 精神障害

 咳が一週間以上続いています。
 これまでは明け方から午前にかけてだけだったのですが、昨日は一日中咳が続き、息苦しさを感じました。
 今日はやむなく内科を受診したのですが、風邪ということで、咳止めやら痰を切る薬やら鎮痛剤やら気管支を広げる薬やら、色々と出ました。
 土曜日の午後も診療している内科とあって、14時に行ったらひどく混んでいて、1時間以上待たされて、聴診器をあてて喉を診て、血中酸素濃度を測ったら終わり。
 3分も経っていませんでした。
 薬はいずれも食後に服用ということで、まだ飲んでいません。
 夕飯後に飲むつもりです。

 気になったのは、ひどくなるようだったら救急車を呼んでください、という一言。
 咳の発作でもひどい場合には気道が塞がり、死に至ることもあるんだとか。

 何年か前、やはり長引く咳で内科を受診した時はすぐに点滴ということになり、発作を鎮めました。
 点滴は劇的に効いて、現代医学の素晴らしさを実感したことを思いだします。

 もう10年以上前のことですが、うつ病に伴い、社会不安障害の症状が出たことがあります。
 当時は神経症と呼んでいました。
 対人恐怖症とか強迫神経症、不安神経症などに分類されている疾患です。
 薬無しで治すという、怪しげな森田療法なる治療法を自助グループで勉強しながら治そうという団体に少し入っていたことがあります。
 その名を生活の発見会と言いました。
 服薬すれば完全には治らないまでも、ぐっと楽になるのに、服薬を潔しとせず、根性論で治癒せしめようという古臭い治療法です。
 まるで宗教のように創始者の森田先生なる人物を尊崇し、自分はいかにして治ったかを自慢する高齢者がひしめく厭らしい団体です。
 金儲けに走っているわけではないのが唯一の救いですが、胡散臭い団体であることには変わりありません。
 私は数か月で脱会し、現代医学による服薬治療で良くなりました。
 今社会不安障害に悩んでいる方には、お近づきにならないことをお勧めします。
 今は良い治療薬がたくさんありますから。
 


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