先週、突如としてエアコンが動かなくなりました。
もう11年も使ったエアコンです。
修理を頼んだら、家電によくある、買ったほうが安い、という必殺のセリフ。
電気製品に疎い私たちは、従う他ありません。
我が家はリビングダイニングが14畳あり、リビングに隣接する6畳の部屋は襖で仕切られているだけなので、これを開放して一機に冷暖房するには、20畳用のエアコンが必要になります。
で、先週近所の家電量販店でエアコンを注文しました。
なぜか20畳用よりも23畳用のほうが安く、店員にも余裕があるサイズのほうが良いと勧められ、勧められるがままに23畳用のエアコンを購入しました。
約30万円。
痛い出費ですが、これから冬になろうというのに、暖房器具が無かったらしのげませんので、思い切って買い換えることとなりました。
エアコンの他には、我が家にはホットカーペットしか暖房器具がありませんので。
今日の午前中、取り付け工事が終わりました。
試し運転をしてみると、静粛性に優れ、しかも暖かい風がすごい勢いで出てきて、新品は違うと思い知らされました。
21年間今のマンションに住んでいますが、リビングのエアコンは3代目。
最初はダイキンのうるるとさらら、次が日立のしろくまくん、今回は三菱の霧ヶ峰です。
いずれも、家電の知識が無いため、店員に勧められた物を購入しています。
とりあえず、いつ寒くなっても大丈夫な状態を整えました。
それにしても家電と言い、車と言い、さらには住宅まで、なんでこんなに寿命が短いのでしょうね。
家電はともかく、東京国立博物館や国会議事堂など、明治から大正の建物は今でもびくともしていないというのに。
一説には、終戦後、早急に住宅を整備する必要があったため、安普請の建物が増えたと聞き及びます。
その悪い癖が、戦後77年を経てもなお続いている気がします。
団地タイプの中古マンションなんて、わずか50年で建て替えたりしています。
鉄骨ではなく、鉄筋だからでしょうか。
私が住むマンションは鉄骨なので、もう少し長持ちしてほしいと願ってやみません。
せめて私がくたばるまで建ち続けてほしいものだと切に願います。