昨夜は少し古い和製ホラーを鑑賞しました。
「ISORA 多重人格少女」です。
ISOLA 多重人格少女 [DVD] | |
貴志祐介 | |
PI,ASM/角川書店 |
ずいぶん昔、原作の「13番目の人格 ISORA」というのを読んでいて、かなり後味の悪い終わり方をしたと記憶していますが、映画版は爽やかなラストで、そこが物足りません。
十三番目の人格(ペルソナ)―ISOLA (角川ホラー文庫) | |
貴志 祐介 | |
角川書店(角川グループパブリッシング) |
とりあえず予告編をご覧ください。
阪神淡路大震災直後の神戸を舞台に、多重人格の少女と、幽体離脱の実験を行うマッドサイエンティストが絡み合ってストーリーが展開します。
幽体離脱の実験を行っている最中に男女で一組のマッドサイエンティストの女が死亡。
肉体を失い、幽体離脱中だった女の魂は、多重人格の少女の中に入り込み、13番目の人格となります。
この13番目の人格がISORAで、生霊となって人を殺すことができるという恐ろしい設定です。
設定は恐ろしいのに、なんとなく画面からお人よしというか、人間を信じている感じがにじみ出ていて、私はいまいち楽しめませんでした。
映画ではなく、原作を読むことをお勧めします。