ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

聖人?

2010年07月15日 | 思想・学問

 昨日の産経新聞に、インドのブララド・ジャニという83歳のおじいさんが、70年間飲食排泄を一切せずに生きており、このほどインド国防省が検査を行った、との記事が掲載されていました。検査は遺伝子レベルにまでおよび、結果が出るのは数か月先だとか。
 同省は軍事面や食糧問題に応用したい、とコメントしているそうです。
 2003年に医師団による検査が行われ、その時には10日間、飲食排泄を行わなかったことが確認されているそうです。
 10日間というのは微妙ですね。
 信じがたい話です。何かからくりがあってインチキをしているとしか思えません。

 しかし私は、不明なことにはニュートラルな立場をとることにしていますので、この記事については、何も言えません。

 地元では聖人として崇められているそうです。

 既成宗教も新興宗教も信じられないようなことを言っていますね。私には信じがたいことですが、多くの人が、長いことそれらの教義を信じてきました。
 ただ、宗教を媒介にして多くの思想や社会規範、芸術などが生まれたことは確かですし、宗教によって良い人生を送ることができた人がいたことも間違いないでしょう。
 私はそこに、各種宗教の存在意義を見出します。

 インドの聖人の件は、調べればわかります。
 この件は、なぜか、を考えず、どうなっているか、だけを調べるという自然科学的態度に徹するべきでしょう。


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