ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

2010年07月26日 | 文学

 今日は土用の丑。

 本来ならばうなぎを食すべきところ、ひねくれ者の私はもう一つの夏の味覚、鰹をいただきました。
 もちろん、たたきで。
 近頃は刺身も流行っていますが、やはりほんのりと香ばしいたたきに軍配が上がります。

 目には青葉 山ほととぎす 初がつお

 有名な山口素堂の句です。
 夏の季語がいくつも並んで、豪華な感じがしますね。
 ほとんどこの一句をもって知られている俳人とさえ言えます。

 しかし今年の夏は、死人が続出する猛暑で、この句のように優雅に命の盛りを楽しむわけにもいきますまい。
 まずはおのれの健康を守ること。さらには死なずに秋を迎えることが肝要です。 

 特にご高齢のみなさまには十分に水分をとり、エアコンを積極的に使われますようにお願いします。
 


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嗜好品

2010年07月26日 | その他

 10月からタバコ税が増税されるそうですね。

 もともとは日清戦争後の税収不足から始まったタバコ税。
 当初は税金がたくさんほしくて始めたものでした。

 それがここ15年ほどは、喫煙者を減らして健康を増進するために、喫煙者に対する懲罰的な意味合いを持つ増税に変化してきました。
 そして実際、増税しても税収が少しずつ減るという現象が起こり、喫煙者を減らすという目的には一定の効果があるようです。
 そして喫茶店やレストランでも喫煙席は厳重に分けられ、会社によっては建物の中で吸うことを許されず、玄関先に灰皿を設置して、雨が降ろうが炎暑だろうが社員が大挙してわずかな灰皿に群がる、という珍妙な光景もおなじみになりました。

 そもそもタバコは嗜好品の一つで、酒やコーヒー、各種お茶と同列であったものでした。
 それが煙が出るせいか、これを嗜まない人々から蛇蝎のように嫌われ、今日の仕儀と相成りました。
 まるで禁煙と言えば誰も文句が言えない、ファシズムのようです。

 そのうちタバコ税は増税を重ね、一本一万円もするような高額品になり、一部のお金持ちだけのものになるかもしれません。

 一箱百円なんて半端な値上げをされると、喫煙者としては困ります。
 絶対にタバコを止められるよう、一箱10万円くらいにして、この世からタバコを撲滅してほしいものです。
 ついでに睡眠障害を引き起こすコーヒーや、肝臓や胃に悪いアルコールや、高脂血症を引き起こす油っこいものや、歯の健康を害し血糖値を上げる甘いものなども、手が出ないほどに高い間接税をかけてほしいものです。

 いやいっそ、それらの販売を禁止したらどうでしょう?

 かつて米国が禁酒法を施行したように。

禁煙ファシズムと戦う (ベスト新書)
小谷野 敦,斎藤 貴男,栗原 裕一郎
ベストセラーズ

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