当県も他の地方県と同様に、コロナ感染の第5波が7月下旬から拡大している。
そのために県独自の感染阻止対策も9日から、
最高のレベルの「緊急事態対策期」を実施している。
政府は今回、8月20日から当県にも初めて「まん延防止等重点措置」を
来月12日まで適用することになった。
地方紙では、3面1ページを使って、現在までの第5波の特徴を記述した。
感染経路について、家庭内感染が、7月下旬の12.7%に対し、
8月は23.9%と倍増して、知人との交友活動は7月下旬の28.6%から、
8月は11.1%に減少した。
感染者を年代別にみると、8月前半は30代以下が全体の65%で、
7月下旬の77%に比べると10ポイントほど下がった。
40~60代は、反対に7月下旬の22%から8月前半は32%に増えた。
私は8月前半の感染傾向を「10~30代の年代」と「感染経路不明者」から、
調査してみた。
10~30代の新規感染者は、70~45%と大幅に多く、
半月の間に、一方向への変化傾向はなかった。
感染経路不明者の割合は、
最初の1週間は増加傾向にあったが、後半には減少への傾向がみられた。
しかし、年代別や感染経路不明者からは、
確かな傾向予想はできないと思った。
もう少し時間をかけて考えることにしたい。
[追記ー8月18日]
8月17日の④感染経路不明者が56名と急増した。
そのため、⑤項の④/①が67%と増加した。
また、同日の30代~10代の新規感染者ののうちの感染経路不明者は34名で、
その割合(34/48=)が71%と依然と多い。
ピークが見えないことは確かだ。