30数年前に数ケ所での講話で「未来の情報化」と題して話をしたことがあります。
自分がこんなものが出来れば素敵だと思った情報機器をイメージして、写真のような少し大きめの時計で、あらゆる情報のやり取りや記録がが出来るようになると良いなーとの話をしました。
当時は、弁当箱のような自動車電話やファクシミリーがようやく世の中に出てきて、私たちも、その販売に苦労していた時代でした。
話している自分もこんな夢のようなことが、実現するはずはない。
たとえ実現しても半世紀もの先のことだろうと思っていた。
持ち運びができる情報機器は、タブレットとかスマートホーンとか、だんだん極小化し軽量化していくように思える。
パソコンがタブレットに、タブレットがスマートホンに、スマートホンが腕時計ほどにと小さくなり、軽量化されていくでしょう。
ビジネスバックの中には、B5版程度のパソコン兼タブレットが入っていて、ノートや日誌は無く、名刺も記録されていて、プリンターも付いている。
相手がそれなりの情報機器を持っていると、無線で名刺の交換も可能だし、腕時計についている万歩計や健康指標値などをパソコンに転送することもできると、夢はいくらでも膨らむ。