昨日、本屋を覗いたらこの本が目についた。
作家は2007年に亡くなっているが、作家の最後の歴史小説のようだ。
作家は記録文学に秀でていて有名だが、興味を引いたのは裏表紙に書いてあったことだ。
皇族でありながら、戊辰戦争で朝敵となった人物がいた。上野寛永寺山主・輪王寺宮能久親王である。なぜ、親王が。
日清戦争後のことまで書いていた。最後はどうなったのだろうと興味一杯でつい購入した。
戊辰戦争の前から、親王が、徳川将軍家の菩提寺の上野寛永寺の山主と日光の山主を兼ねていたからか、それにしても何故。寛永寺が彰義隊の陣営になったからか、それにしても何故か。これらのことは無関係と思うが。
いずれにしても、今読んでいる澤田ふじ子の公事宿事件書留帳シリーズ第七弾のあらすじを纏めて早く読みたいものだ。