blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

絡んでくるワケは

2019-03-09 19:38:21 | 休日
最近新たに命ぜられた仕事をするため、朝一番にとある現場に向かう。
週に数回のことではあるが、倉庫に積まれている重量物の状況を調べる。
前後左右が狭過ぎたり、重なり方が大きくズレていたりすると、日中の積み出しの際に無駄なキズの原因になる。
残念ながら最近キズが増えているため、製品に関してはシロウトの私がなぜか調査の名目で朝のわずかな時間ながら現場に入ることになった。

現場のこともそれほど分からない人間がオロオロと入っていくと、必ずと言っていいほど現場の積み上げ担当者にひとくさり絡まれる。
直近の調査では、新人つぶしにかけては右に出る者はいないであろう某氏にけっこうしつこく絡まれた。
曰く、積み方の方法論は数年変わっていない、急にキズが増えたのは担当のレベルが下がったから、同じ担当の○○あたりが全然反省しないからだ、など自分がまるで今まで一件のミスも犯していないと言わんばかりにネチネチ吠えた挙句、まあ誰かを悪者にしたいのかもしれないけど来てもらってもムダだから、と吐き捨てて去って行った。

ここ最近のニュースなどを見ていると、国会の劣化ぶりが著しい。
特に野党の質問者の中には、どうしてこんなレベルで国権の最高機関たる国会の質問者になれるのかと首を傾げたくなる向きも多い。
自信満々に質問して「いかがですか総理!」などとやった直後に、いともアッサリと論破されて委員会の場が爆笑に包まれることも少なくない。

数日前にどなたかの秀逸なツイートか引用があったのだが、調査にやってきた私に絡んできて自信満々に振る舞う某氏も、俺が国民の代表だと言わんばかりにくだらない質問ばかりする議員も、本質は同じである。
正直どうしようもないとも思えるこれらの人間は、自分が現実を認識できるレベルにすら到達していないから自信満々に振る舞える。
自分の本当の姿を認識できれば、もう少し謙虚になれるのではないかということである。

本当に自分に自信があれば、週に2回ほどオロオロとやって来るシロウトに絡む必要など全くない。
現場に一時的にいたが結局うまくいかずに部署変わりした人間がやる調査などナンボのもんじゃ、と余裕で遠くから眺めるか、正直見ることもしないで済むはずなのだ。
それなのに、延々と当方に絡んでダラダラと自説を垂れ流すから、本当は後ろめたくて自信がないのだなと逆に思う。
どうやら同じ担当どうしで派閥があって、互いに「あんたたちが悪い」「いや、お前らこそひどいもんだ」などとやっているらしいので、真に自信を持って担当の仕事にあたれている人間は残念ながらいないのであろう。

こちらも命令を受けてやっていることなので、来週も該当の曜日にはイソイソと調査に入る。
今度、絡んでくる人がいたとしても気にせずに仕事をする。
私に攻撃してくる人がいるなら「近い将来のクビ候補」という実際に上がっている話題をチラつかせて黙らせればいいことである。

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