blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

場数を踏めば

2023-12-02 21:31:25 | 日記
※写真は黒部峡谷鉄道。
11/30をもって今シーズンの営業は終了しています。

今週は土曜出勤があって、いつもの半分の人員で仕事をした。
土曜は平日のような慌ただしさはなく密度も濃くないのでタダもらいのような感じにはなるが、平日にはしない仕事も回ってくるからそれなりに緊張はする。
今日は平日の担当業務にやることがなく、トラック相手の積み下ろしに多く時間を使った。

さて、下ろす方は回数も重ねてだいぶ慣れたが、積む方は平日の業務の関係でこれまで機会自体が少なくまだまだ慣れない。
傭車のドライバーさんには当たり外れがあるが自社のドライバーさんはみんな親切で優しいから、そういう時に日頃やっていない分を練習がてら経験させてもらえるのは有難いことだ。
こればかりは場数を踏むよりうまくなる術がないので、声がかかって尻込みしていてはいつまでもうまくならない。
慣れている人でも毎回百発百中で積み込めるわけではない。
フォークリフトの技術そのものも大事だが、運転手さんとコミュニケーションをしっかり取って仕上げることの方が大事だ。
あれこれ指図されてすぐにカッとなる人では務まらないし、実際に相手を怒らせてばかりで外部の運転手さんとの接触を禁止される作業者も過去に見ている。
機会としては当面は「時々」程度にはなると思うが、傍目には極端にどうにもならない感じではなさそうなので声がかかった時には自信を持ってやりたいと思う。

場数といえば、これまでに一度だけ挑戦したもののうまくいかずそのまま機会を逸していた仕事がもう一つあった。
フォークリフトとは関係ないが、機械相手のためちょっとしたコツが必要でそれがなかなかつかめないまま挫折してしまい、以来そのままになっていた。
午後には空き時間ができたので改めてそこに挑戦することになり、テスト操作を何度か重ねるうちに以前うまくいかなかった原因も分かりそこを改善するとうまくいくようになり、やがては慣れてきた。
会社(我が社ではなく製品を預けてくれているメーカーさん)のお歳暮作りに一役買うことができてよかった。

とにもかくにも我が社のような現場仕事は、最初はダメでも場数さえ踏めばだんだんとできるようになるものばかりだ。
やってみるのに料金を取られるわけでもないし、もしできることが増えたら自然に周りの見る目も変わるし、手を付けて損なことは何一つない。
今の環境に来てからと前職までとを比べれば明らかにやれることは増えているし、これからもっとできることを増やしていけたらよい。
半世紀以上生きた今からでもまだ伸びる余地があるというのは本当に幸せなことなのだろう。


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